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zoom RSS スターウオーズの「世界」

<<   作成日時 : 2015/12/18 10:17   >>

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画像谷口能人です。2015年も後わずかですね。この1年は皆さんにとってどんな1年でしたか?特金の75周年は、私にとって入社44年にあたりました。後ろを振り返らないことを心してきましたが、やはり懐かしさや悔恨も含め、以前のことを考える時間が増えたように思います。

このところテレビでも街のあちこちでも、お店の商品でもスターウオーズの話題でもちきりです。今日!2015年12月18日18時30分、10年ぶりにスターウオーズの新作が公開されます。最後の作品だったエピソード3は2005年5月。日本では2ヶ月遅れの7月でしたので、私はN.Y.への出張をずらして、6月21日到着したその日の午後、マンハッタン3番の40丁目“The Rose Theater”という映画館に駆けつけました。

写真はスターウオーズの第一作から登場するストーム・トルーパー(初期の作品ではクローン・トルーパー)です。帝国時代の最盛期には銀河全体で20億人いたといわれるストーム・トルーパーは、全く個性が無く、ドロイド(ロボット)以上にただ使い捨てられる存在でした。ウルトラマンで言うならショッカーのように弱ッチョく自分の意志も見えない彼らですが、私は、ルークやレイヤ姫やベイダー以上に、この映画を代表するキャラクターだと思います。噂によると新作では重要な役割を果たすとか....?。

1977年にエピソード4(実はこれが第一作)、83年に6がでて、16年経って99年その前史であるエピソード1、エピソード3が2005年に公開されました。物語の進行を無視し30年近い時間を隔て一番最初のお話(エピソード4)に後付けするのですから大変です。70年代にはスマホなんか無かったし、ネットだって立体画像だってありません。アナログそのものの特撮作品に、最新のコンピューターグラフィックスを駆使して作ったそれよりも「前の」時代のストーリーをつなぐことになったのです。

製作された時を無視して物語の時間に合わせて連続して観ると、確かにエピソード4(1977年)では戦闘機も宇宙戦艦もチャチで、こんなメカで光速に耐えられるわけはないと思ってしまいますが、映画が製作された当時の技術常識が全く違うにもかかわらず、私たちの目の前にくり広げられる映像世界は今見ても圧倒的で、少しも古さを感じません。人間の想像力の飛躍する力にただただ感激します。

その頃、まだ小さかった長男は、宇宙空間でのチェイスや戦闘場面では画面に背を向けていました。怖かったのかも知れません。20数年後、ボストンでMBAを取って帰国したときの私へのお土産はスピンオフ・ノベルのハードカバーで、彼の本箱には大量のスターウオーズ関連本が並び、長女を連れて映画館まで見に行っていましたから、彼にも、間違い無くスターウオーズのDNAが引き継がれたのでしょう。

ストーリー自体は比較的単純な勧善懲悪と父親殺しと若者達の成長物語です。フォースの暗黒面の意味も私には良く分かりません。それでも、何よりこの映画に惹かれるのは、全く見たことのない景色、未来の都市、交通機関、不可思議な動物たち、宇宙に存在する多様な知的生命体の姿形を見せてくれるからです。手を抜かず、砂漠を歩けば影まで動かし、宇宙船が爆発すれば数知れない乗組員が宇宙に放りだされる様を描き、メカの動きや電子制御部品の一つ一つにリアリティを持つ映像は、紛れもないもうひとつの「現実」世界です。

「実在」の映像(タトゥイーン星はチュニジアの砂漠だって!)と全くの想像から生まれた産物(人間の生み出したイメージ)が、一つになって、完璧に私を欺してくれることの幸せ!これまで見たことのない世界に自分を投入できる幸せ!。 2012年ルーカス・フィルムをディズニーが買収しましたので、今度のエピソード7は、このシリーズ初めてジョージ・ルーカスが関与しないディズニー映画になります。一体どんな映像世界を見せてくれるのか本当に楽しみです。

先週末、スペインで行われたアイススケートのフィギュア男子で羽生選手がまたも世界最高を更新しました。フィギュアでも、フリーなら4分30秒の中で音楽とスケートが一体となった「世界」を表現するという言い方を良くします。彼はいつも私たちを「羽生ワールド(世界)」に引き込み、何度見ても鳥肌が立つほどです。この場合「世界」は地図上の地理的な拡がりとか政治の体制とかではなく、一つ一つのジャンプやスピンやステップ全てをひっくるめて表現された「全体を貫く雰囲気」とか「ひとまとまりの何か(作品)」のことです。

「つくりあげられた作品世界」という感覚は、例えば私の大好きな「澪つくし料理帖」にも宮沢賢治の童話の中にも、ケンフォレットの中世物語にも確固として存在します。作品の中に吹いている風、時には臭い、私たちの中に呼び起こす何とも言い難い感興。これはスポーツを見ても、映画でも、小説でも、詩でもまた、その人の話しぶりや生き方にも見いだすことが出来ます。そして、「世界」を感じられるモノは、間違い無く「凄い」ものだったり、「感動する」ものです。全身をそこに投入できる圧倒的な対象です。

12月の経営協議会で、役員ブログを休止することになりました。これまでの121本のブログを書くために、どれだけの本を新たに読んだ事でしょう。資料を集めたことでしょう。文章をあれこれひねくり回したことでしょう。私にとって、いつも大変な負担でありストレスでもあったブログ書きは、実は自分整理の絶好の機会でもありました。その結果できあがった私のブログが、自己満足に終わらず何らかのメッセジを届けられていたら、また、「マルヨの世界」をほんの少しでも皆さんに感じていただけていたなら嬉しいです。

理屈っぽくて、長くて、少しも仕事の役に立たなかった私のブログに長い間つきあって下さってありがとうございます。さっそくスターウオーズを見に行きます。世代を超えて引き継がれたスターウオーズ・ワールドに全身を委ね、至福の時間を過ごそうと思います。
それでは皆さん、May the Force be with You, Always !


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
読み応えがあって、分かりやすくて、ブログにかけるパワーも感じられて、いつも楽しく読ませていただいていました。終わってしまうのは残念ですが……長い間お疲れ様でした。
D
2015/12/21 10:20
2016/1/4 17:27
Dさま:コメントありがとうございました。たびたび書き込みをして頂いて、その都度とても励みになりました。スターウオーズは早速映画館に駆けつけました。思いもかけず、ストームトルーパーが「人格」をもったストーリーになりましたね。相変わらず、素敵な映像が各所にあり映画の世界に浸ることが出来ました。心理的にはかなり負担だったブログ書きも、もう書かなくて良いのに、ネタ探をしている自分に気づき少し寂しい思いをしています。人間って勝手ですね。今、少し体調を崩してしまいましたが、ピロリ菌はとても悪い奴のようです。保険も利きます。若い方々も一度検査をされることをお勧めします。私が以前に書いた「ヘリコバクター・パイローライ」(2014年9月29日)はピロリ菌の話です。是非ご一読下さい。
110.1.68.118
谷口能人
2016/01/04 17:33

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