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みんなの「Maruyo Now」ブログ


スターウオーズの「世界」

2015/12/18 10:17
画像谷口能人です。2015年も後わずかですね。この1年は皆さんにとってどんな1年でしたか?特金の75周年は、私にとって入社44年にあたりました。後ろを振り返らないことを心してきましたが、やはり懐かしさや悔恨も含め、以前のことを考える時間が増えたように思います。

このところテレビでも街のあちこちでも、お店の商品でもスターウオーズの話題でもちきりです。今日!2015年12月18日18時30分、10年ぶりにスターウオーズの新作が公開されます。最後の作品だったエピソード3は2005年5月。日本では2ヶ月遅れの7月でしたので、私はN.Y.への出張をずらして、6月21日到着したその日の午後、マンハッタン3番の40丁目“The Rose Theater”という映画館に駆けつけました。

写真はスターウオーズの第一作から登場するストーム・トルーパー(初期の作品ではクローン・トルーパー)です。帝国時代の最盛期には銀河全体で20億人いたといわれるストーム・トルーパーは、全く個性が無く、ドロイド(ロボット)以上にただ使い捨てられる存在でした。ウルトラマンで言うならショッカーのように弱ッチョく自分の意志も見えない彼らですが、私は、ルークやレイヤ姫やベイダー以上に、この映画を代表するキャラクターだと思います。噂によると新作では重要な役割を果たすとか....?。

1977年にエピソード4(実はこれが第一作)、83年に6がでて、16年経って99年その前史であるエピソード1、エピソード3が2005年に公開されました。物語の進行を無視し30年近い時間を隔て一番最初のお話(エピソード4)に後付けするのですから大変です。70年代にはスマホなんか無かったし、ネットだって立体画像だってありません。アナログそのものの特撮作品に、最新のコンピューターグラフィックスを駆使して作ったそれよりも「前の」時代のストーリーをつなぐことになったのです。

製作された時を無視して物語の時間に合わせて連続して観ると、確かにエピソード4(1977年)では戦闘機も宇宙戦艦もチャチで、こんなメカで光速に耐えられるわけはないと思ってしまいますが、映画が製作された当時の技術常識が全く違うにもかかわらず、私たちの目の前にくり広げられる映像世界は今見ても圧倒的で、少しも古さを感じません。人間の想像力の飛躍する力にただただ感激します。

その頃、まだ小さかった長男は、宇宙空間でのチェイスや戦闘場面では画面に背を向けていました。怖かったのかも知れません。20数年後、ボストンでMBAを取って帰国したときの私へのお土産はスピンオフ・ノベルのハードカバーで、彼の本箱には大量のスターウオーズ関連本が並び、長女を連れて映画館まで見に行っていましたから、彼にも、間違い無くスターウオーズのDNAが引き継がれたのでしょう。

ストーリー自体は比較的単純な勧善懲悪と父親殺しと若者達の成長物語です。フォースの暗黒面の意味も私には良く分かりません。それでも、何よりこの映画に惹かれるのは、全く見たことのない景色、未来の都市、交通機関、不可思議な動物たち、宇宙に存在する多様な知的生命体の姿形を見せてくれるからです。手を抜かず、砂漠を歩けば影まで動かし、宇宙船が爆発すれば数知れない乗組員が宇宙に放りだされる様を描き、メカの動きや電子制御部品の一つ一つにリアリティを持つ映像は、紛れもないもうひとつの「現実」世界です。

「実在」の映像(タトゥイーン星はチュニジアの砂漠だって!)と全くの想像から生まれた産物(人間の生み出したイメージ)が、一つになって、完璧に私を欺してくれることの幸せ!これまで見たことのない世界に自分を投入できる幸せ!。 2012年ルーカス・フィルムをディズニーが買収しましたので、今度のエピソード7は、このシリーズ初めてジョージ・ルーカスが関与しないディズニー映画になります。一体どんな映像世界を見せてくれるのか本当に楽しみです。

先週末、スペインで行われたアイススケートのフィギュア男子で羽生選手がまたも世界最高を更新しました。フィギュアでも、フリーなら4分30秒の中で音楽とスケートが一体となった「世界」を表現するという言い方を良くします。彼はいつも私たちを「羽生ワールド(世界)」に引き込み、何度見ても鳥肌が立つほどです。この場合「世界」は地図上の地理的な拡がりとか政治の体制とかではなく、一つ一つのジャンプやスピンやステップ全てをひっくるめて表現された「全体を貫く雰囲気」とか「ひとまとまりの何か(作品)」のことです。

「つくりあげられた作品世界」という感覚は、例えば私の大好きな「澪つくし料理帖」にも宮沢賢治の童話の中にも、ケンフォレットの中世物語にも確固として存在します。作品の中に吹いている風、時には臭い、私たちの中に呼び起こす何とも言い難い感興。これはスポーツを見ても、映画でも、小説でも、詩でもまた、その人の話しぶりや生き方にも見いだすことが出来ます。そして、「世界」を感じられるモノは、間違い無く「凄い」ものだったり、「感動する」ものです。全身をそこに投入できる圧倒的な対象です。

12月の経営協議会で、役員ブログを休止することになりました。これまでの121本のブログを書くために、どれだけの本を新たに読んだ事でしょう。資料を集めたことでしょう。文章をあれこれひねくり回したことでしょう。私にとって、いつも大変な負担でありストレスでもあったブログ書きは、実は自分整理の絶好の機会でもありました。その結果できあがった私のブログが、自己満足に終わらず何らかのメッセジを届けられていたら、また、「マルヨの世界」をほんの少しでも皆さんに感じていただけていたなら嬉しいです。

理屈っぽくて、長くて、少しも仕事の役に立たなかった私のブログに長い間つきあって下さってありがとうございます。さっそくスターウオーズを見に行きます。世代を超えて引き継がれたスターウオーズ・ワールドに全身を委ね、至福の時間を過ごそうと思います。
それでは皆さん、May the Force be with You, Always !


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モノを売らずにモノを売る!

2015/12/01 06:44
画像気温が高くて少しも11月らしくない等と文句を言っていたら、本当に急に晩秋らしくなってきました。今朝の我が家のベランダにある温度計は4度だと言っています。いよいよ12月、今年最後のカレンダーが少し寂しげに壁で揺れています。谷口能人です。

11月18日に「イオンスタイル板橋前野町」がスタートして2週間が経とうとしています。店長のお話を聞くと出足は好調、ほぼ予算通り。この土日の店内の賑わいは何だか嬉しくなってしまうほどです。「さやの湯処」の通りにやっと人が戻ってき来ました。多くのお客様に支持される店になって欲しいと心から思います。

昨年、イオンからお話が出たとき、こんな店を造りたい!というお話があって、「GGモール」というコンセプトで改装された葛西店を見に行きました。GG(ジージー!ジジイではない)というのは、Grand Generation の頭文字を取ったそうですが、高齢者を主たるターゲットとした店作りです。それにしても、店内に余裕があるのには驚きます。古書も扱う書店には大きなフリースペースがあり、そこでは棚にある本を読むことができます。確かに暇のある高齢者が一日暮らせそうです。でも、商品を並べるスペースを削ってしまって、こんなんでやっていけるのだろうか?私の第一印象でした。

前野町店オープン初日、一体どんな店ができあがったのだろうとワクワクして足をふみ入れてまずビックリ。GGはいつのまにか「子育てするオトナを応援する」お店になり、いささかさえない婦人服や靴や化粧品が所狭しと並んでいた一階の売り場は、おしゃれなパン屋さんとカフェと11のお店と、350席もある「マルシェ・ダイニング」になりました。周囲にならんだお店で注文をし、できあがると渡されたブザーが鳴って自分で取りに行き、好きな席で食べセルフで片付けるという仕組みです。

東名でいうなら海老名、関越なら高坂サービスエリアのフードコートを、うんと洗練された形にしたと言えばいいのでしょうか? 何より驚くのは、ここが、持ち込み可の自由な居場所であることです。地下一階のお弁当売り場で買った「のりチキン竜田弁当」398円を、備え付けの電子レンジでチンして食べる事も可。自分の家でおにぎりを作って、お総菜を店内で買って食べるもの(たぶん)可。ゲームをやっている中学生、3階で買った模型を組み立てている小学生....e.t.c. 空き席を見つけるのがたいへんです。

1992年、旧イズミヤ(株)から前野町の工場跡地を店舗としたいという話がでた当時は、GMS(総合スーパー、General Merchandising Storeの頭文字)がまだ力を持っていました。大型ビルを造り、ダイエーに象徴されるあらゆる商品を一つの場所で買うことが出来るという業態が主流でした。一方、カテゴリーキラーと呼ばれる専門量販店が台頭し始めており、私たちはこれまでのGMSとは一線を画す店舗を期待しましたが、1994年4月イズミヤ前野町店は伝統的なGMS(総合スーパー)としてオープンしました。

GMSも専門量販店も、店舗づくりはイコール商品陳列であり、お客さんにいかに多く商品を見せるかがポイントです。広く浅く商品をめいっぱい並べることが基本ですが、選択肢が限りなく拡散する時代では、自分の個性(嗜好)にあった商品が見つからないと受け取られ、「何でも揃っているが欲しいものがない」と揶揄されつつありました。結果、低価格のみが競争力となり、デパートまがいの重装備の建物を基本としたGMSは、固定費(賃料)が重荷になったのは容易に想像ができます。

あれから20年、ダイエーはイオンに吸収され、モノ(商品)の売り方は一変しました。イオンスタイル前野町には、モノの並んでない場所が実にたくさんありました。ギャザリングと呼ばれる客さんが座る場所があちこちに置かれています。おもちゃ売り場の中に子供が遊ぶ場所があり、フードコートでは、若いお母さん達が無料のお水を飲みながらおしゃべりをしています。ここでは、お客様の居場所を提供することが、モノを売る店舗の中で重要と位置づけられているようです。

手っ取り早くモノを買おうというのであれば、究極的にはコンビニで間に合います。また、多様な種類の中から選ぼうとすれば通販が便利です。でも、どちらも、買う楽しさや思いがけないものを見つける「発見」とはほど遠いものです。ひととおりモノが行き渡ってしまった成熟した市場では、結構いろんなモノがある、良いモノがあったらつい買ってしまう。加えて、あそこに行くと何だかゆっくりする。そんな装置が今とても重要なのかも知れません。

モノを売るのにモノを置かない場所を設け、その環境や雰囲気づくりからとりかかかる。なんとも間遠い気もしま画像す。しかし、1980年代NYに出張したとき、老舗書店のBarns&Nobleが店内に椅子を置いて本を読ませているのを見て驚きましたが、今、日本の書店は30年遅れで同じ事を始めました。本を買わずにそこで読んでしまうとか、必要な部分をスマホで写メする人がいたとしても、この方が本が売れるという計算ができあがったのでしょう。

イオンスタイル板橋前野町は、GMSのGの部分を、店舗の個性やコンセプトをより強力に発揮させる空間として上手く活用しており、同じ建物に量販店を集めただけの店舗とは違う新しい可能性を持っていると思いました。PCや勉強道具を持ち込み、410円のカフェラテ・グランデで数時間いつづけるお客さんを歓迎できるビジネスの有り様と共に、さやの湯処でも、モノを売らずにモノを売ることの意味に正面からつきあって行こうと思います。


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根をイジメル(盆栽入門)

2015/11/11 09:27
画像やっと秋らしい陽気になりました。朝、縮み上がってしまうくらい寒いのに、昼になると汗ばむ体調管理の難しい季節です。皆さん、風邪を引かないよう。谷口能人です。

スタートして10年が経った「さやの湯処」は、今、リニューアルの最中です。11月9日から12月2日まで創業以来の長期のお休みに入り、お客様には本当にご迷惑をかけています。一層快適に過ごして頂ける環境を整えて行きますので、少しの間ご容赦ください。

ただ、お休みと言っても実は私たちはフル回転です。お店は開かないものの、一日と言って休みの日はありません。お客様の目に触れる施設部分はもちろんですが、目に見えないたくさんの改装とメンテナンス、私たち自身の勉強のやり直し日程がメジロ押しです。温浴施設は、実はプラント管理でもあります。お客様にほ〜っとして頂くには、安定した設備の稼働と地道な管理と創意と工夫、カイゼンがあってこそで、それは、長年ものづくりに携わってきた私たちの得意な領域でもありました。

この10年、私がさやの湯処に出勤してまずすることは、潜り戸を通って庭の木々の様子を見ることでした。移植したばかりの椿や、楓の枝の伸び具合、どうも元気の無いモッコク、新しいヤマボウシの芽立ち、年々葉を減らしているナツツバキ、一時枯れるかと心配したザクロの老木、一向に思うようにならない苔たち。私は、植物の不思議に感動し不可解さにずっと悩まされ、首をかしげてきました。

根と葉を外界への接点として、水と太陽とほんのわずかの栄養で、これほど豊かな命の力を見せてくれる植物というシステムの精妙さに、私は、驚き且つ戸惑うばかりでした。これまでもブログに何回か取り上げて来ました。「ねづくということ」(2009年6月1日)、根っこ3題(2013年5月14日)をご覧下さい。

私の父親は盆栽が趣味で、小さな鉢に植えられ枝を針金で巻かれた黒松や、姫リンゴや、カエデの小鉢が100以上並んでいました。私の目には、なんだか矮小化したイジケた木々達だという印象しかありません。しかし、父が残した素人仕立ての盆栽は、季節季節、さやの湯処の床の間や玄関、柿天舎で「活躍?」してきました。何十年、何百年を経た盆栽と言うわけでもなくとも、盆栽は和の雰囲気の中にとてもしっくりと収まります。

さやの湯処の庭に手を入れて頂いた小口さんからは、盆栽の国際化の話を聞いていました。1970年代のヨーロッパやアメリカでは、「BONSAI」という名称が定着し盆栽協会が存在していました。90年代に入ると世界的に盆栽ブームが起こり、イタリアには盆栽美術館や大学、専門学校まで設立され、現在では年商3億円を超える盆栽卸業者がいます。スペインやフランスでは盆栽の専門雑誌が販売されて、最近では台湾や中国などのアジア圏でも愛好家が増えてきています。

農林水産省のデータによれば、国内の盆栽流通はここ10年の間で半減する一方、海外における盆栽の人気は右肩上がりを続け、輸出額を見ると、2001年の6億4千万円が、2011年には(1ドル75円の超円高で輸出業全体が落ち込む中)過去最高となる67億円に拡大、2012年には82億円を記録しました。2017年世界盆栽大会がさいたま市で開かれ、農水省はこれを機会に盆栽を世界にアピールしていく方針を掲げています。

先日、初めて大宮の盆栽村を訪ねました。盆栽村は、関東大震災の後、東京の盆栽業者が新天地を求めて移転して出来たものです。その一つ、170年の歴史を持つ清香園を訪ね、女性の盆栽士の方からお話を聞くことが出来ました。盆栽とは、時に人間を圧倒する力をもつ自然の大きさや生命力を、土を限りなく減らし、木々の根を正しく徹底的に「イジメ」、その結果横溢する自然の命を凝縮して見せるものだといいます。

これまで大抵は当惑するしかなかった木々を、見事な姿に作り上げる事が出来たら何とすばらしいことでしょう。私はその場で盆栽教室への参加申し込みをしてしまいました。盆栽は、定年退職したお爺ちゃんの隠居趣味という理解が日本では一般的ですが、私が心惹かれる盆栽は樹齢数百年の骨董品ではありません。もし、根と土と水と太陽を操り、私が創造主となった(完成形のない)ミクロ・コスモスが作れたらこれは最高だなあ!と思います。画像

目白事務所の会議室の入り口にあるベンジャミン・カポックをご存じですか?この木は特金に来てもう20年を越えています。長い間面倒を見てもらえず、小さな鉢に押し込められ、何とか生き続け健気にがんばってきました。1ヶ月ほど前、私が見かねて鉢を一回り大きくし土を換えた所、一斉に若芽を吹き始めました。根の力と環境、それによって必ず変化が生まれます。ただの放置は何の結果も生みません。

植物や木々のことを話していると、いつもそれが、あまりに会社や組織や、人のことに通じていることに気づき、驚いてしまいます。

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「2020年の『勝ち組』自動車メーカー」を読む

2015/10/20 20:39
画像いつのまにかすっかり秋がやってきました。暑くなったり寒くなったりですが、皆さん体調はいかがですか? 谷口能人です。

VWのジーゼルエンジンを搭載した自動車のソフト不正には驚きましたね。需要家の方から、ジーゼルエンジンがパワートレインの最先端を担っているというお話しを良く聞かされていました。もしそれが作為的なデータによるものだとすれば、ジーゼルの先進性は蜃気楼だったことになります。自動車産業は今や国家を代表する影響力をもち、将来にわたって競争力を維持し続けられるかどうかは、個別企業を越えた重大な意味を持ちます。

「2020年の『勝ち組』自動車メーカー」(日本経済新聞社)の中で中西孝樹氏は、「日本の自動車メーカーが中期的かつ循環的な競争力挽回の確信度は高い」と言いながらも、車の情報通信技術や車載インフォーテインメント(インフォメーションとエンターテインメントが一体となったという意味の造語)、自動運転技術と言った長期的に非常に重要な技術要素では出遅れ感が否めず、「本当に長期的な真の競争力を挽回できるか否かは未知数」とします。

著者は、日本の自動車メーカー(特にトヨタ)が1次、2次下請や系列部品サプライヤーとの垂直統合によって付加価値を創出してきた構造はガラパゴス化する危険性を秘め、閉鎖空間での自己満足的な車作りに陥り、成長する新興国市場でのコスト対応で後れを取ると指摘します。円安によるできすぎの好結果に惑わされず、個別最適へのこだわりを捨て新たな車づくりに転換出来るかが未来への鍵と主張します。

VWは、「将来起こりうる技術革新や消費者ニーズを長期にわたって先読みし」、「複合的な変化やニーズを全体最適化できる機能をもった汎用性の高いモジュールを先だって設計」して、ボッシュやコンチネンタル、ZFといった優れた技術力をもったメガサプライヤーを活用した新たな設計システムを作り上げたと評価しています。ただし、この本は2015年7月に出たもので、今回のVWの不正問題を全く踏まえていません。

ところで、ラグビーワールドカップの日本代表は、3勝をあげたものの惜しくも予選リーグ敗退になってしまいましたね。あれだけ激しい試合を80分間続けるのには、一体どれほどの練習を経てきているのでしょう? それよりも先に、あれほど強い当たりを繰り返しても怪我をしない身体をどうやって作り上げるのでしょう?彼らを見ていると、正に「体幹の強さ」と言う言葉を思い浮べます。

体幹とは、人間の体の頭と手足をのぞいた胴体部分で、ここにある様々な筋肉は、肺や心臓、胃腸といった生命活動に不可欠な臓器を所定の位置にしっかり収め、姿勢を保ち、全身の筋肉の動きを支える役割を果たします。そのメカニズムは、この部分の奥にあって身体の表面からは見えない多裂筋、脊柱起立筋、腹横筋といったインナーマッスルが連携して胸腰筋膜を緊張させ、腹圧をたかめ内側から背骨を支え、胴体部分をしっかりホールドします。この小さな筋肉の集まりこそが、ラグビー選手の激しい運動を可能にしているのです。体幹の内奥の筋肉を無視して大きな外側の筋肉ばかり強化すれば、その結果は怪我につながり選手生命を危うくします。

外側の筋肉の大きさや見事さではなく、体幹を支える目で見えない小さな筋肉の強化こそがなにより重要である様に、企業の競争力を計る本当の力は、売上高とか新車販売台数とか営業利益率、まして財務体質といった目で見える指標でないことは著者の主張の通りです。また、単に販売台数や利益率の視点から互換性の高い標準化部品の採用を進めれば、自動車は単なるモジュールの組み合わせ、コモディティ化の一途を辿ります。

スマホがコモディティ化し、誰でもそれらしいものを作れたとしても、アップルの製品には他のメーカーが太刀打ちできない何かがあります。しかし、車は具合が悪ければ返品して直せばいい商品とは違います。商品の不具合は、人の命ばかりか、タカタのエアバッグを見ても明らかなように、企業の存続を危うくします。単なるモジュール化と標準化は自動車メーカーが何をギャランティするのかを問う事になり、需要家は車という統合された商品の品質への信頼のよりどころを見失います。

中西氏は、標準化の推進と技術力のあるメガサプライヤーとの連携による「新しいアーキテクチャーの再定義」に未来の自動車メーカーのあり方を求めています。その一方、藤本隆宏氏の主張する「深層の競争力」を念頭に、ブランド力、経営力、組織力・人材育成、戦略性、イノベーション力の5項目を「深層の競争力」として採りあげ、単なる「クルマ」のコモディティ化を排しますが、、私は、この「深層の競争力」が「新しいアーキテクチャ」を作り上げるのにどうかかわっていくかが重要だと、思います。そこにVWの問題の根っこがあると思えるからです。

今、私たちものづくりにかかわる者たちにとって、企業の力を創り出す本当に力とは何で、体幹やそれを構成するインナーマッスルに当たるものが何かを見極め、より一層尖らせて行くことが不可欠だと思いました。


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お雇い外国人

2015/09/30 09:18
画像いつの間にか彼岸花の季節になり、その彼岸花もすっかり盛りを過ぎました。まもなく10月です。シルバーウイーク、皆さんどんな過ごし方をされましたか?谷口能人です。

9月20日の朝、さやの湯処に出る前の早朝5時から、私は録画したワールドカップラグビーの対南アフリカ戦に釘づけになりました。なんという試合でしょう。なんというファイトでしょう。なんという選手達の落ち着きでしょう。最後の最後、同点引き分けを狙わず、スクラムからトライに行ったシーンはしびれました。スクラムを押し右に展開していたのを一気に左に飛ばし、交代で入ったばかりのヘスケスの突進は見事でした。これが世界で全く歯が立たなかった日本ラグビーの今、なのですね。世界をあっと言わせる!なんと良い詞でしょう!!

ところで、日本のラグビーは一体いつから変身したのでしょう?

今回のラグビー日本代表メンバー31人中、外国出身の選手は10名です。これに対して、外国人を使って勝ってどうするのだ、という話もあるようです。南ア戦の先発15名では、いわゆる日本生まれでない選手が15人中5人でしたから、確かにこれまでの日本代表という感覚から言えば、「違和感」があるかも知れません。しかし、日本代表だから日本人という論理に果たして意味があるのでしょうか?それに、何をもって日本人と言うことになるのでしょうか?

ラグビーでは、3年間居住した国であれば国籍を変えることなく、代表選手になることが出来ます。ただし、ある国の代表戦に一試合でも出場すると原則的に他の国の代表にはなれません。日本代表の外国人選手のキャリアを調べてみると、お母さんが日本人だったり、早い内に日本の高校に留学して花園のスターだった選手もいます。マレ・サウは、両親がサモア人で、ニュージーランドでプレイした選手ですから、日本、サモア、ニュージーランドのいずれの代表にもなれますが、彼は日本を選びました。

話は変わりますが、皆さんは世界遺産に認定された富岡製糸場を訪れたことがありますか?明治政府は、フランス人ポール・ブリューナーを雇い、世界で通用する絹糸製造を目指して明治5年富岡製糸場を稼働させました。翌年にはウイーン万国博覧会で賞を得て、リヨンやミラノの絹織物に使われるようになり、富岡で学んだ技術は日本各地の民間製糸場へ展開され、製糸業は初期の日本の産業近代化を牽引しました。マザーファクトリー富岡製糸場は大きな成果を上げたことになります。

この技術を伝えたフランス人達の給与は破格だったようです。ブリューナーは年俸9000円、技術指導のフランス人女工の月給が80円で、当時の一般的な日本人工場労働者の年俸が74円だといいますから驚くほど高額です。それでも、彼らの持っている技術と知識は貴重でした。あまりの高額給与もあって富岡製糸場は黒字にならず、彼らも、多くが体調を壊して契約期間満了前に帰国し、創業から3年後には「お雇い外国人」は一人もいなくなりました。

「お雇い外国人(おやといがいこくじん)」は、幕末から明治にかけて、「殖産興業」などを目的として、欧米の先進技術や学問、制度を輸入するために雇用された外国人と定義されます。本人達に日本に根を下ろす意識が無く、受け入れ側も、彼らの持っている技術・技能だけに関心がある人材に対しても、揶揄を込めてお雇い外国人という言葉を使うことがあります。この場合は、お雇い外国人が居なくなった途端、技能は失われ成果が雲散霧消してしまいます。外部からのパワー注入が成功するのは決して容易ではありません。

Jリーグは1993年に始まって既に22年が経ちますが、この間に、どれほど多くの世界的に有名な選手が国内リーグでプレイしたことでしょう。しかし、日本サッカーの成長は決してはかばかしくありません。世界水準の外国人選手を高額の報酬で迎え入れても、彼らが日本のサッカーの水準を上げたかというと、簡単にイエスとは言いかねます。所詮、彼らは、お雇い外国人でしかなく、その力を日本のサッカー文化に根づかせることに成功していないと思います。

ラグビー日本代表の第二戦スコットランド戦は結果的には完敗と言っていい10−45。2003年大会の同カードが11−32でしたから、結果的には、今回の方がより大きな点差になりました。しかし、初戦の疲労がどれほど大きかったのかは私には分かりませんが、後半10分までの日本代表の試合運びに限って言えば、ただのお雇い外国人依存のチームとは思えない力を感じさせてくれました。残念ながら、勝ちたい気持ちと勝てそうという手応えが、ゲームを単調に、荒っぽくしてしまったように思えます。

スクラムを徹底的に鍛え、GPSをつけて運動量と動きをチェックされながら猛練習を積み、自分たち自身で戦況を判断する選手達は、この二戦で、モールでも密集戦でも、スクラムでもラインアウトでも、私たちも変われる、やれる!という手応えを感じさせてくれました。キャプテンのリーチは15歳で来日し、トンプソン・ルークは11年、ジャスティンは8年日本でプレイをしていますが、日本人選手と一緒に「君が代」を唱う彼らは、もはやお雇い外国人ではありません。

五郎丸選手は9月20日のツイッターでこう言っています。「ラグビーが注目されてる今だからこそ日本代表にいる外国人選手にもスポットを。彼らは母国の代表より日本を選び日本のために戦っている最高の仲間だ。国籍は違うが日本を背負っている。これがラグビーだ。」

日本の文化に根を持とうとする外国生まれの選手達と、彼らから学び彼らと一体となった日本生まれの選手によるラグビー日本代表チームは、間違い無く世界をあっと言わせてくれると思います。ポイント的には一次リーグ突破は楽観できませんが、まずは、10月3日のサモア戦、11日のアメリカ戦、4トライ以上の圧勝で南ア戦がまぐれでなかったことを証明してほしいものです。写真はネット上から拝借しました。





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「オワハラ?」は終わらない

2015/09/07 09:21
画像この夏、前半は酷暑という表現がふさわしかったのですが、後半は全く日射しの無い日が続きましたね。今年は早々と夏が終わろうとしています。30度にも届かない小雨の中、学習院の森でツクツクホウシが鳴いています。時が移ろうことのはかなさ、命の最後の輝きが満たされない現実。季節が秋に向かっています。谷口能人です。

この夏、例年以上にリクルートスーツの学生さんたちが目立ちます。学生が勉強に集中出来るようにと大手の採用活動の開始が8月以降となったからでしょうか。一方、既に採用活動を始めている中小・中堅企業との時間的なズレが、「オワハラ」を深刻な問題にしています。オワハラとは「就活終われハラスメント」の略語で、企業が、就職活動中の学生に「他社を断ったら内定を決める」、「ここで就活を終わる意思を示せ」、「もう他社の面接は受けるな」などと発言する事や、示唆するハラスメント行為とされています。

経団連に加盟している大手企業のほとんどが8月1日スタートを目処に面接スケジュールを組んでいるのですが、加盟していない中小企業などは優秀な人材を何とか確保しようと、大手企業が動き出す前に内定を確定させたいと考えます。一方学生は大手企業が不採用だった場合は後がないと不安になりながらも、もっと「有利」な就職の可能性を残しておきたいのが本音です。このような状況を背景に、企業側が内定を条件に以降の就活を止めさせようとオワハラが横行します。

ネット上で「オワハラ」を検索すると、様々なサイトが学生にむけて対策を載せています。例えば、
@学生に対してその場で他社選考の辞退を要求する→このような無理難題を言い出す企業はそもそも入社しない方が賢明。
A遠回しに辞退を迫ってくる→方便として「就活をやめて、入社する」と言っておく。
B内定者向きイベントや食事に誘って引き留めようとする→親睦を深める内に入社したくなったら構わないが、そうでないなら断固とした態度をとる。
C毎日呼び出す、場合によっては内定者研修等で就活をさせなくする→大学の予定や親族の外せない用事があると言って欠席する。
D採用担当者が逆ギレして罵詈雑言を浴びせる→自分の意思をはっきりと伝え、後は適当に聞き流す。

2010年2月17日のブログ「就活?いいえ『採活』の話です」で、私たちの会社の採用活動を取り上げました。当時は景気低迷の中で企業の採用意欲が低く、不採用が続いて精神的なバランスを崩す学生が社会問題となっていました。私自身、採用を担当し、会社説明会で学生に直接語りかけ、社員のリクルーターと共にその後の採用プロセスにも関与してきました。私たちにとって人は財産です。社員は一人ひとりが取り替え不能で、仕事に取り組む意欲と力のある人の採用は経営そのものだと考えたからです。

「お祈りメール」で採用を断られ続け精神的に変調を来した学生さんは本当に気の毒です。一方、私も採りたいと思った学生から数え切れない「辞退」という「No」をつきつけられました。更に、私の様に企業のあり方は自分自身の表現と考える者にとっては、内定辞退は強烈なダメージになります。一般的なイメージとは異なり、私の理解では、採用活動(採活)で企業は、選ぶ側であり同時に学生に選ばれる関係です。

より良い職業の選択は当然全ての人にとって権利です。しかし、学生の「No」は当然の権利で、幾らだまそうがドタキャンをしようが許される。なぜなら企業はいくらでも人が採れるのだからという考え方は、社員を取り替え可能な駒としか見ない企業と同じ次元に立っています。企業は一方的に選択権をもつ強者であり、学生は守られるべき弱者だという考え方は、社員は企業に従属し、言われたことをやるだけの存在、例えば「東芝」の様に、どんな理不尽な要求でも従うのが当然と考える企業の採用活動に於いてのみ成り立ちます。

新卒の場合だけでなく、就活、採活は、学生にとっても企業にとっても大切な出会いとお互いの評価の場です。ある企業が、長期的な事業計画に基づいて10人の採用を計画し、多額の費用と時間を使い採用活動を進めた結果12人の内定を決めたものの、8月以降辞退が相次ぎ、最終的に内定を決められたのが5人だったとしたら、企業は事業計画の大幅な修正を余儀なくされます。しかも、12人の内定を決める過程で、第一志望だった5人の学生を不採用にしたのだとすれば、学生側にとっても辞退された企業にとっても、実に大きな損失です。

内定者を確保したいからと言って、だましてでも入社させてしまえば...と考えオワハラする企業に未来はありません。また、ネームバリューと手厚い福利厚生で学生のあこがれの的であっても、実際は社員を「社畜」扱いする企業にも未来はありません。しかし、組織の未来とそこに働く人を真剣に考える企業が、職業選択の自由と称して平然と二股三股をかける学生に内定を出したくないのは当然で、採りたい学生に対して何らかの形で覚悟を迫る行為が無くなるとは思えません。俗に言われるオワハラは排除されるべきですが、企業と学生の「ガチ」の勝負は永遠に続きます。

それにしても、先日の「75周年記念行事」を切り回した若い社員達の活躍をみると、私たちがこれまで行ってきた採活は間違っていなかったと、改めて確信しました。


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特金75年 戦後70年

2015/08/18 07:59
画像皆さんどんな夏を過ごされていますか? 8月15日がやってきましたね。今年が戦後70年に当たるからかもしれませんが、「先の大戦」を取り上げる番組、特にこれまで口を閉ざしてきた個人の発言を取り上げる報道が目立ったように思えました。谷口能人です。

7月の初め、私たちは75周年を祝いました。運営するプロジェクト・チームと参加する社員達が一緒になって、あれだけのイベントを見事にやってのけたのには本当に感心しました。特金の進化は驚くばかりです。それにしても特金が75年で戦後70年なら、日本が帝国主義侵略に突き進んでいた時代、私たちの会社は一体どんな仕事をしていたのでしょう。自転車リムの国産化から始まった磨き帯鋼業界は、日本が戦った無謀な戦争と全く無関係ではありえなかったはずです。

創業者の周も前会長の栄一も、あまり戦争のことを語りませんでした。栄一会長が学徒動員でパレンバンの戦車隊工兵少尉だったことぐらいしか知りません。ブランデーのボトルを据えて飲んだときに、特金の材料の厚み精度が優れていたのでタカサゴとのコンペに勝ち、なにかの「信管」に採用されたと聞いたことがありました。今、それらしいものを調べてみると、高射砲の時限信管に時計同様のタイマー装置が使われていたといいますから、その部品材料だったのでしょうか? 特金の高精度材料も戦争とつながっていたのだろうと思います。

「特金ファウンデーション」で家内が昔の記録をいろいろ探していましたが、戦時中の特金の資料は全く見あたりません。終戦直前アメリカ軍の偵察機が、爆撃もしていないのに日本中あちこちで赤々と火が燃えているのを見て不思議に思ったそうです。1945年8月14日、政府は「国や自治体の機密文書の廃棄」を閣議決定しました。ポツダム宣言受諾後に予想される戦争犯罪の証拠を隠滅する為、戦争にかかわる一切の資料の焼却を急いだようです。一般企業でも、数日かけて機密書類を焼却、廃棄したと聞きます。特金に資料が無いのも焼却したからかもしれません。

8月14日6時、私はテレビの前に釘付けになりました。安倍首相の「70年談話」が発表されるからです。「植民地支配」「侵略」「痛切な反省」「心からのお詫び」が入っているか否かがまるで「踏み絵」の様に扱われ、中国、韓国のみならず世界中の注目を集めていました。私は、20分を越える首相の70年談話を、最後まではらはらしながら聞きました。その感想は、まずは「ほっとした」ですが、同時に、狐につままれたように思いました。なにか安倍首相らしくありません。

日本人の一人として、村山談話や小泉談話の枠組みを大きく変え、とんでもないこと言い出すのではと本当に心配でした。なぜなら、安倍首相はこれまで、日本憲法を「押しつけ憲法」と言ってはばからず、自衛隊を「我が軍」と呼び、「侵略の定義は定まっていないから....」と発言してきたからです。靖国神社とアーリントン墓地を同一とし、第二次大戦後の国際秩序を勝者による恣意的なものとする日本の首相は、全く独自の歴史観を常々語っており、中国や韓国のみならず、欧米諸国でも「歴史修正主義者」と目されて来ました。

テレビの映像では、首相は、70年談話は「21世紀構想懇談会の提言を受けて」とか、「報告書の上に立って作成した」と繰り返し語っています。この閣議決定された70年談話は、まさしくこの報告書をベースにできあがっています。その意味では、多くの評論家が語っているように、「国際社会と認識一致」とか「社会の声に耳」とか「各方面に配慮」と言ったものになっていますが、私は、教科書の「近代通史」を聞かされているように思えました。首相は本気でこう考えているのでしょうか?

70年談話は英語、中国語、韓国語に翻訳されてリリースされました。日本語では主語が無かった重要な部分「戦後70年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く首を垂れ、痛惜の念を表すと共に、永劫の、哀悼の誠を捧げます。」に、英語版では「私」である“ I ”が入っています。また、「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。」という部分では、中国語訳では「我们」を加えています。韓国のマスメディアはともかく、ウォールストリートジャーナルやBBC、フィナンシャルタイムズは、安倍首相が「自分の言葉による新たな謝罪」を避けたと批判しました。

安倍首相が、自分の個人的な見解を封印して政治的により多くの合意が得られるロジックを選択したのであれば、つい2年前、国内の支持勢力のことだけを考え靖国神社に参拝しアメリカ(世界)の顰蹙を買った事からすると政治的な成熟といえます。本音のレベルで首相が宗旨替えをしたとは思えません。歴史修正主義者の首相が進める裁量の余地の大きい機密保持法案や安全保障法案には、いくつもの留保が必要です。真に重要な決定が、個人の見解とは別にされるなどと言うことは、あり得ないからです。

戦争をするような事態になったときは、国と国の対立は一人ひとりの憎悪に転換され、もう誰にも流れを止めらないことは、アジア太平洋戦争の事実を見れば明かです。まして、サッカーの試合でも熱くなってしまう私はそんな時一人流れに抗する自信はありません。重要なのは、そうした状態に近づけないようにしておくことです。70年談話にもありますが、真の意味で「自由」「民主主義」「人権」といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持」して行かなければなりません。

私たちが、世界の中で、個人の次元とそれを越えた国(企業とかより大きな社会的な枠組みでもある)の次元で、常に問われ続けることを忘れてはならないと思いました。

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蝉または夏の訪れ

2015/07/22 09:11
画像日曜日には関東でも梅雨明け宣言が出され、いよいよ本格的な夏がやってきます。皆さん、夏と言って思い浮かべるものは何ですか? 私は迷わず「蝉の声」と答えます。さやの湯処の中庭でも、ミンミンゼミが鳴き始めました。谷口能人です。

吹き抜ける熱い風、景色が白っぽくなってしまうほど強い日差し。濃い緑、流れ落ちる汗。木陰を探して足早に歩く日盛り。そして、暑さを一層際立たせる蝉の声。私にとって、夏の季節感は蝉の声と切り離しては考えられません。暑いのも、まあイヤだけど、ジジジと油を煎るようなアブラゼミの声を早く聞きたいと思います。写真は夏の里山の景色です。ネット上からお借りしましたが、これを見て皆さんは何が聞こえて来ますか? ちょっと耳を澄ましてみましょう....。

子供の頃、夏休みには近くにあった森に捕虫網を持って良く出かけました。たまには昼寝をし損なったカブトムシやクワガタを見つけることもありましたが、大抵は蝉を虫篭いっぱいにして戻りました。蝉の大きな目の間についている単眼を爪でつぶして放ってやると、方向感覚を失って真上とか、真横に飛んでいくのを見て大喜びです。これに飽きると、今度は金盥に水を張って蝉を泳がせるのです。どの蝉も得意種目は何故かバタフライ。羽をバタバタさせて必死に逃げようとします。カマキリは犬かき。今考えると残酷な少年ですね。

画像源氏物語の箒木に空蝉と呼ばれる女性が登場します。その立ち居振る舞いの美しさで17歳の光源氏を魅了しますが、人妻である身に筋をとおし、薄衣を残して立ち去り彼を袖にします。源氏は叶えられなかった思いを「空蝉の身をかへてける木のもとに..」と手紙にしたためました。千年も前から日本人は蝉の抜け殻にすら特別な思いを寄せてきました。海外では蝉はどんな風に受け取られているのでしょう。子供達を連れてコネティカット(アメリカ北東部の州)で夏休みを過ごしたことがありました。メイフラワー号移民の子孫である生粋のワスプの友人に、蝉と夏の趣について話をしたところ、一向に話しが通じ(英語が悪い?)ません。どうも、彼らには蝉の声を季節感として感じる文化が無い様です。

「閑かさや 岩にしみいる蝉の声」はよく知られた芭蕉の句ですが、日本の夏には蝉の声は欠かせません。夏と言えば蝉、蝉と言えば夏です。「さやの湯処」のBGMでも、夏になると午後遅くの時間にヒグラシの声を流しています。武蔵丘陵森林公園で自転車を借り、サイクリング道路を走っていくと、進むに従って何種類もの蝉の声を聞くことが出来ます。痛いほどの強い日射しのなかではアブラゼミやミンミンゼミ。林の中に入ると一気にヒグラシが鳴き始め、ニイニイゼミは途中から音程を半音#させ鳴き続けます。流れ落ちる汗と共に蝉時雨を全身で浴びてペダルを踏んでいくのは、ただただ快感です。

街中でも、暑い日射しを避けながら歩いていると、アブラゼミが突然ゼンマイをほぐし始めたような勢いで鳴き始め、それが輪唱になって続きます。汗の後のビールを思い浮かべ、時にはかき氷、また、冷たく冷やした緑茶や水ようかんをイメージしながら汗だくになって歩くのも良いものです。山でも里でも街中でも、私にとって蝉の声は夏と切り離すことが出来ません。ただ、福岡で初めて聞いたクマゼミの合唱はうるさいだけの騒音でした。蝉の趣は、鳴き始める、鳴き終わる、声が重なるといった音の変化が創り出すのだと思います。

これまで、私にとっての蝉は、地中にずっといて、やっと地上に出たと思ったら1週間しか生きられないかわいそうな命でした。しかし、考えてみるとアブラゼミが幼虫として地下で過ごす期間は6年間、カブトムシが1年で命の一サイクルを終えるのと比べると凄い長寿命ですね。地上に出てきてからの時間の短さばかりに目が行っていましたが、実は、彼(彼女)にとって重要なのは暗い地中で過ごす時間なのかも知れません。でも、その間何をしているのだろう? こんな風に思うのは、私が歳をとったからでしょうか?

テレビで、北米で周期的に大量発生する「17年ゼミ」をチョコバナナ風にして食べる話題を見たことがあります。「蝉、食べる」でネット検索すると、実に多くの記事があります。「もぐもぐ昆虫食ランド」というサイトは、本気で、食べられる昆虫と取り組んでいます。私は、イナゴ、蜂、蚕くらいはギリギリ許容範囲ですが、蛾、カブトムシ、カミキリムシ、ミミズとなるともうムリです。蝉は「腹腔部が空洞になっていますが、腹の部位は特に歯ごたえがあって最も美味であると言われています。」と、なんと最高ランク!

私の好きな、大岡 信の詩集「透視図法―夏のための」にある「王城・黙秘する塵のいる」という詩の最終節はこうです。
  そのときまで/つくつくほうしの珠の降る/この王城の荒地を/
  耕して天まで到れ/なんじ/黙秘する/宇宙の塵
この夏、宇宙の塵にしか過ぎない私ですが、食べる事は考えず、蝉の声を全身に浴びて、暑いけれどトコトン夏らしい夏を過ごしたいと思います。皆さんも、夏の日射しのなか、ふっと蝉の声に耳を傾けてはいかがでしょうか? 思いもかけない夏の景色が見えるかも知れませんよ。


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1990年南ドイツ夏至祭り

2015/07/01 09:11
画像これぞ梅雨という日が続きます。皆さんいかがお過ごしですか。谷口能人です。

6月22日は夏至でした。私たち日本人にとって夏至は雨の季節のただ中で格別な高揚感はありません。7月2日は半夏生(はんげしょう)。広辞苑によると「七十二候の一つ。夏至から11日目に当たる日。太陽暦では7月1日頃。梅雨が明け田植の終期とされる。」とあります。稲作が全ての中心にあった日本では、夏至から半夏生までが田植えの時季で、半夏生からの数日は一息つく大切な時だったのでしょう。気温も湿度も高く物が腐敗しやすく、田植えをやっと終え体調を崩しやすい時期ですから、物忌みをしたり蛸や鯖を食べる風習も納得がいきます。「半夏生」という言葉から来る季節感は私たちにはとてもしっくりきます。

また、半夏生は植物の名前でもあります。写真は我が家の「半夏生」。片白花とも呼ばれドクダミの仲間です。不思議なことに、5月の中頃から葉先が白くなり始め、ちょうど半夏生の頃にご覧のとおり一部の葉が半分どころか真っ白になり、この季節が終わるといつの間にか緑色に戻ります。鉛白の様な独特の白さが、この季節の空気に似合っていると思いませんか?

6月19日朝のNHKニュースで、2015年は、ウェリントン将軍率いる12万5千人のイギリス・オランダ・プロイセン連合軍が、9万3千人のナポレオン軍と戦った「ワーテルロー会戦」の200年目に当たると報じていました。それを記念して、5000人の兵、300の騎馬、100門の大砲が2.5dの火薬を使い、当時の様子を再現する「歴史的イベント」が行われたそうです。

式典には各国の王室や政府関係者のほか、ナポレオンやウェリントンの末裔(まつえい)も出席し、今日の欧州が実現した和解を象徴し握手を交わします。ナポレオンの弟の子孫に当たるボナパルト氏がインタビューで、この会戦は歴史的にも大きな転換点だったが、「フランス人は、ここで負けたことを大変悔しく思っている」と笑顔で語っていました。5万人に近い死傷者がでた戦いですから、双方にとって様々な思いがあるでしょうが、今、ワーテルローはショウーになり得る「歴史」になったのですね。

画像1990年6月の夏至、私は、南ドイツ、シュタットガルトから約100`南のシュランベルクという村(街?)にいました。サンドビック、アーベスタを訪ね、ブデラウスに続いてこの街にある「ケルン・リーバース」という繊維部品とゼンマイバネの世界企業を訪問し、週末を社長のシュタイム氏が段取ってくれた村の小さなホテルで過ごしていました。黒森と呼ばれる深い森と丘に囲まれたこの辺り風景は、私にとっては物語の世界そのまま。ホテルの宿泊者は私一人でした。(右の写真はネット上からお借りしました)

6月23日土曜日。シュタイム氏は、前日の「鹿狩り」に続いて、近くの丘で行われた「夏至祭り」に私を誘ってくれました。車で40分くらい走った丘からは、シュランベルクの村と黒々とした森と広がる牧草地を360度臨めます。8時を過ぎてやっと暗くなると、空き地に積み上げられた杉の枝に火がつけられ、所狭しと並べられた簡単なテーブルと椅子で、300人ほどの人たちが賑やかにビールジョッキを次ぎ次ぎと空けます。夏至と言っても気温12度、ビールを飲むには寒いくらいです。

私は、シュタイム氏の友人達、ストラスブールの裁判所の判事であるフランス人ブイヨン氏、子供達の学校の先生、ツッペリンの未亡人とその友人のイタリア人の男友達、鹿狩りの仲間と一緒にテーブルを囲みます。ポーク・ステーキにサクランボで味付けをした料理やこの地方独特の縮れたマカロニ(スパッツェル)がつまみです。会話はドイツ語、フランス語、イタリア語、英語が飛び交い、程なくジョッキを片手の大合唱になりました。

民族衣装を着た男女のダンス、火の勢いの衰えた「どんど焼き」の上を子供達が「勇気」を示すために次々とジャンプします。私たちが格別意識しない夏至は、大陽の弱い北の国々では命が最も輝く時と考えられる様です。夏至祭りはヒットラーが民族意識高揚のため、積極的に進めたものでもありました。丁度開催中だったワールドカップサッカー(イタリア大会)や、遂に仕留めた15`の子鹿のこと、子供をオランダの全寮制学校に入れる話題に続いて、シュタイム氏とストラスブールの判事の間で、あろうことか!第二次世界大戦の話になりました。「こないだの戦争ではあんた達が勝ったけど、今度は負けない」「いいや、今度も返り討ちさ!」だというのです。

アルザス・ロレーヌ地方にあるストラスブールは、ライン川を挟んでドイツと接しており、鉄鉱石と石炭を産出するため、中世以来常にドイツとフランスの間で争いのあった地域です。ある時はフランスが侵略しある時はドイツが併合した難しい土地で、それ故、現在はEUの統合の象徴でもある欧州会議の本会議場があります。EUには、これからも様々な困難があるでしょうが、争いが争いのままで終わらず、未来に向いた形を持てたことはうらやましいことです。

今年は戦後70年の節目です。安倍首相の米国議会でのスピーチは、途切れ途切れの英語はともかく、考え抜かれアメリカ人好みに演出されていましたが、私たち日本人がアジアに与えた戦争に正面から向き合ったとは言い難いものでした。首相は、つい最近までアジア太平洋戦争を「植民地解放戦争」でもあったと語っていましたが、その実は、近隣のアジア諸国に対する明かな侵略戦争であり、自国民に対しても、そこに生きる人たちの為に国が存在するという視点を全く見失った戦争だったことは否定しようがありません。

お詫びを繰り返すことが重要なのではありません。本当に、私たちがあの戦争がどういうものであったかを「正しく」認識することが重要なのです。それが無ければ未来志向という言葉は「いかがわしく」、憲法の見直しも有事法制も極めて危ういものになり、いつまで経っても成熟した近隣関係は生まれません。
1990年南ドイツの夏至祭りは、友人達の間では、50年経たずとも、戦争の記憶は笑って語り合えるものになり得ることを、私に教えてくれました。


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ジイジ キッチンに立つ

2015/06/11 09:51
6月に入って東京でも梅雨入り宣言が出ました。特金は今挑戦に伴う課題に直面していますが、果敢にかつ着実に前に向かって進んで行きましょう。谷口能人です。

5月の末、今年の尾瀬行きは思いがけない展開になりました。残雪の残る鳩待峠から山の鼻にでる3.5`の木道で融けた雪に足を滑らせ、家内が転倒しました。山小屋まであと200メートルほどの場所でしたから、なんとか小屋までたどり着くことが出来ました。携帯が全く通じないので場合によっては大事になります。翌朝になるとアイシングの甲斐もなく腫れと痛みがひどくなり、結局救難ヘリで月夜野の病院に緊急搬送されました。レントゲンの結果、右足首の骨折です。決して難しいルートでもなく穂高だって登れる完全装備だったのですが、山はやはり油断できません。

私がスキーで右足の前十字靱帯を切ったのが、2010年。このときは、多少痛みはあったものの歩くのにも日常生活にもさほど支障なく、結局手術もせずに、いつの間にか靱帯のことをすっかり忘れ殆どのスポーツが出来る様になりました。しかし、今回の家内の骨折は、足首の関節だったこともあり、手術→両松葉杖→片松葉杖、完治まで3ヶ月との宣告です。骨折した本人にとって無論大変なことですが、実は、彼女の怪我は私の生活を一変させました。

私はこれまで、自分で料理を作った事も家事をやったこともありません。就職して、約1ヶ月山口県のトクヤマの社員寮にいた以外は、常に自宅で世話をしてもらってきました。一人暮らしの経験が全くないのです。最近洗濯と掃除をすこし手伝う様になったものの、食べる事に関しては、テーブルに座って待っているだけでした。幸い、二人ともこれまで病気らしい病気をしたことが無く、入院どころか医者知らずですから、私は、家事のことを全く考えることなくきました。ところが、家内が動けないという事態が発生し、突如、「主夫」にならざるを得なくなったのです。

買い物は時々荷物持ちでついて行っていましたが、一人で行くとなると、まず何処に何を売っているか全く分かりません。MEMOを片手に、カートを押して歩いても、あちこちウロウロするばかり。やっと見つけた店員さんに場所を教わることの繰り返しです。買い物から戻ると今度は冷蔵庫の前で茫然。何を何処に収納し、どうやって管理したら良いか全く分かりません。何とか押し込めた後は、今度は食事の段取りです。さて何を作ったらよいのやら....

食べることについてうるさいことでは人後に落ちなかったのですが、とにかく、サラダの作り方すら分かりません。グリーンレタスを買ってきたものの、何処まで洗ったらいいのか分からない。その後の保管の仕方が分からない。ご飯は炊いたことがない。その後の始末はどうしたらいいの?野菜や食べ残しは?食器はどれくらい洗うの?布巾はどう使うのかしらん。洗ったらその後は?何処に何を仕舞っているのだろう?ゴミの分別は....etc.

これまでの所、私の食事担当としての実力はお粗末なものです。腸内細菌の「顔」を思い浮かべながら、ビタミン、繊維、タンパク質(動物系、魚系)、炭水化物を組み合わせようと七転八倒です。朝、出勤時間までに新聞を読んで自分の身支度をし、庭の植木に散水をし、洗濯、食事の用意、片付けとゴミの処理、食器洗いを終えて家内を車に乗せて家を出るまで大忙しです。でも、考えて見ると、皆さんこんなことは毎日やっているのですよね。おまけに、小さなお子さんを保育園に送り迎えするとなると、これはスーパー凄いことです。

「バアバがご飯作れないでどうしているの?」と孫娘に聞かれ、「ジイジがつくって食べさせてるんだ!」と「ドヤ顔」で語ると、まともにバカにされます。確かに、私のレパートリーは、出来合のものを盛り合わせているレベルです。それでも、食器洗剤の水きれの良さがどれほど助かるか、食べかけの食品を簡単に保存する容器の便利さ、調理道具の様々な工夫に感激しています。また、お湯で温める、もしくは電子レンジでチンするだけの食品の何とありがたいこと!そして、デパ地下は無論、西友のお総菜が、便利な一方これを食べていたら財布が持たないこと等々を知りました。

少子高齢化が問題だとよく言われます。2014年の1人の女性が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率は1.42で、わずかですが9年ぶりにマイナスに転じました。また、昨年生まれた子どもの人数は過去最少だったと、つい最近発表がありました。仕事をしながらの家事を身をもって体験してみると、少子の理由が少し実感できた気がします。家事労働は大変です。その一方で、家事労働と子育てだけの毎日も結構シンドイことに思えます。

画像家内が完全復帰するまでの間に、私が、ホンモノの家事担当(補助?)になれるか自信はありません。とりあえず、少しずつでも材料から料理を作れる様になってみようと思います。歩けないものの口は一向に弱っていない家内からは、「料理は創造力だから、ぼけ防止には良いのよ」と言われていますが、本格的なクッキング・ジイジになるかどうかは、今のところ「ハーフ・ハーフ」です。

車椅子のバリアフリーが如何に重要か、作ってもらって片付けをしなくて良いということはとてもお金がかかる等、思いもかけず新しい世界を体験しています。写真はある日の夕食。ハムとニラの「自家製」もやし炒め。4種類の野菜サラダ、椎茸昆布、ご飯。それぞれ牛乳とノンアルコールビールです。



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タイトル 日 時
腸内フローラ
 腸内フローラ 目には青葉 山ほととぎす 初かつお! 最近になると身もすっかり大きくなって、カツオが本当に美味しい季節です。みどりの美しい大葉や色彩のあでやかなミョウガに生姜をすり下ろし、表面を3ミリくらい炙ったカツオの刺身は今の季節そのものです。ビールでも、冷酒でも、燗でも、最近とみに美味しくなったノンアルコールビールにもよく合います。谷口能人です。 ...続きを見る

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2015/05/22 09:50
自撮り?撮影する人は誰?
 自撮り?撮影する人は誰? 太陽の日射しが本当に少なかった4月もまもなく終わりいよいよ5月、このところ初夏の日が続きます。日射しに映える若葉が本当に美しく、この季節、毎年風がみどり色だとつくづく思います。谷口能人です。 ...続きを見る

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2015/04/28 09:12
The Ride(不機嫌な街東京)
 The Ride(不機嫌な街東京) 土曜日(4日)アメリカ旅行から帰国しました。ボストンでは雪、ニューヨークでは気温が17度になりました。東京は花冷え。大好きな桜はすっかり盛りを過ぎてしまい、さやの湯処の庭は散った桜の花びらがまるで残雪の趣です。咲き始めまでのワクワク感、その後開花の進み具合を楽しむのは来年までお預けにしておきましょう。谷口能人です。 ...続きを見る

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2015/04/08 09:33
細胞は裏切らない(山中伸弥)
 細胞は裏切らない(山中伸弥) 冬が終わりに近づき、今週は本当に春の陽気です。新しい命が芽吹く季節、心が躍ります。この写真はまるで海の中の腔腸動物ですが、実は私の育てている牡丹の芽立ちです。冬の間、ずっとただの木の棒だったのに、ふくらみ始めたと思ったら一気に赤い芽が湧き出てきました。どこにこのエネルギーが蓄積されていたのでしょう? 見ているだけでも命のパワーが伝わってきます。谷口能人です。 ...続きを見る

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2015/03/19 10:16
風景の流出
 風景の流出 来週からいよいよ3月、時折訪れる春の陽気と寒さの繰り返しの中で、着実に季節が進んでいることを知ります。力を蓄えていた新しい命が活動を始めるこの時期、私は本当に好きです。それに、この春も花粉症に悩まされず過ごせそうですから。谷口能人です。 ...続きを見る

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2015/02/27 09:27
MACの謝り方
 MACの謝り方 イスラム国に拘束された後藤健二さんが殺害されたできごとは、私たちの世界が全く別次元の論理と背中合わせにあって、しかも、私たちの日常がその狂気とさほど遠くないところにあることを思い知らされました。イスラム国にはいかなる意味でも「正義」はありません。後藤さんは間違い無く自分の命と引き替えに、大きなインパクトを世界にもたらしました。谷口能人です。 ...続きを見る

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2015/02/06 09:24
私はシャルリーではありません
 私はシャルリーではありません 正月早々、フランスでの新聞社襲撃事件が世界を震撼させました。フランスには世界の首脳が集まり、全土でデモの参加者が370万人を越えたと報じられています。私は、この事件に何とも言えない不安と苛立ちと腹立ちを感じましたが、それ以上に、その事件に対する世界の反応を暗澹たる気持ちで見ています。谷口能人です。 ...続きを見る

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2015/01/19 09:00
キャベツおかわりっ!
 キャベツおかわりっ! 今年最後のブログになりました。新しい年を前に気持ちが高ぶります。先日、新しくスタートした「降幡古民家の会」(10月8日の谷口CPの役員ブログをお読み下さい)の会員を訪ねて、諏訪・松本エリアを走り回りました。数日前に降った雨が山では雪だったようで、すっかり葉を落とした木々が寒々しく煙っていました。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/12/19 08:43
「イザベラ・バードの日本紀行」を読む
 「イザベラ・バードの日本紀行」を読む すっかり晩秋の趣になりました。さやの湯処の紅葉は今一番美しい季節かも知れません。檀香梅の黄、楓の赤、それとは少し違う山法師の濃い赤。松や槇の深い緑。一年が終わっていく寂しさと共に、過ぎていく時間に愛おしさを感じます。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/12/01 10:02
暦(予測された未来)
 暦(予測された未来) カレンダーをめくると、残った紙の枚数が頼り無く、あらためて一年が過ぎ去ろうとしていることを実感します。さやの湯処の駐車場のサクラの紅葉が本当にきれいで、季節の移り変わりの見事さが、私たちの生活と密接につながっていることを誇らしく思います。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/11/10 09:30
「男男しい(めめしい)」
 「男男しい(めめしい)」 10月も下旬、あと少しで11月です。「大人の時間はなぜ短いのか」と言う本を読んでみましたが、一向に訳が分からないまま、また一年が終わろうとしています。10月は立て続けに台風が襲来し、そのたび毎に秋が深まってきましたね。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/10/20 09:21
ヘリコバクター・パイローライ
 ヘリコバクター・パイローライ 朝夕はすっかり秋らしい陽気になりました。さやの湯処の庭では、私の大好きな彼岸花が満開です。鮮やかな赤が、地味めな庭の景色に強烈なアクセントをつけています。風に乗って、どこからかキンモクセイの香りが漂ってきました。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/09/29 09:10
日本海軍400時間の証言 2
 日本海軍400時間の証言 2 9月に入り、今年は秋を思わせる風が吹いています。皆さんこの夏をどう過ごされましたか? 谷口能人です。 韓国ソウルで7月12日から開催が予定されていたワンピース特別展が「旭日旗を連想させる描写が登場する漫画を展示するのは問題」という苦情で、開催3日前突然中止されました。主催するイベント会社がソウル地裁に中止決定の効力停止と展示妨害禁止を求める仮処分を申請した結果、同地裁は、「ごく一部の場面で旭日旗に似た絵が描かれているという理由で、日本の帝国主義をたたえる漫画とは言えない」とし、改めて26日から開... ...続きを見る

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2014/09/05 09:21
日本海軍400時間の証言 1
 日本海軍400時間の証言 1 皆さん夏休みをどんな風に過ごされましたか?  私たち特金の新しい取り組みが本物かどうか、市場と需要家の評価が明らかになって来つつあります。部門間連携の密度を上げ、果敢に新しい領域に踏み込んでいきましょう。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/08/18 09:08
嫌韓・嫌中・嫌日(厨)
 嫌韓・嫌中・嫌日(厨) いよいよ梅雨明けですね。強し日差しと蝉の声がいっぱいの夏の到来にワクワクしている谷口能人です。 先日、水谷常務を見舞いました。最初情報を聞いたときにはあまりに突然の事で、目の前が真っ暗になりました。それから2週間が経ち、パジャマ姿の常務は、どこかが悪いという様子は全く見受けられません。目の光りはこれまで以上の迫力を感じます。現在の医学では、一旦破壊された膵臓の細胞は再生できないとのこと。これからずっと、血糖値の測定と一日4回のインシュリン注射とつきあって行くのは大変な負担でしょうが、常務のことで... ...続きを見る

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2014/07/23 09:12
国道401号線を行く
 国道401号線を行く 谷口能人です。日本がグループリーグで敗退し、やりきれない脱力感が日本を覆っています。昨年の12月、アメリカの統計家ネイト・シルバー氏が、2014年ブラジル・ワールドカップで日本代表がグループステージを突破する可能性を「24.1%」と予測しました。私自身、「そんなんで堪るか!」と思いましたが、ひょっとしたら優勝、と囃していたマスコミの本音は一体どうだったのでしょう。 ...続きを見る

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2014/07/02 05:16
One Piece 友の会
 One Piece 友の会 いよいよ梅雨入り。おまけに12日(現地時間)から待望のワールドカップがブラジルで開催されます。コスタリカ戦の攻撃の多彩さは4年前の日本代表とは全く別のチームを思わせてくれました。しかし、7日ザンビア戦はまた別の課題が見えたように思えます。本番の緊張をはねのけ、我がサムライブルーが、まずは予選リーグを突破してくれることを確信しています。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/06/12 06:56
M.サンデル「日中韓問題」を捌く
 M.サンデル「日中韓問題」を捌く 谷口能人です。5月も下旬、目白事務所から見える学習院の森の緑が、日々力強さを増しています。昨年の丁度今頃のブログ(「根っこ3題」−2013.5.14)で「咲かない牡丹」と書いた牡丹が、今年はすばらしい花を咲かせました。根です!根ができあがったのです。植物の不思議を、今年も思い知らされています。 ...続きを見る

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2014/05/22 12:16
時を超える人の心
 時を超える人の心 谷口能人です。この季節、緑色の風が吹くというのは本当ですね。「私は、この季節が大好きです!」と書いて、ふと以前にも同じことを書いた様に思いました。つい前のサクラの季節も、まもなくやってくる梅雨も、蝉がうるさい汗だくの夏も、秋の紅葉も、降り積もる雪も、私はどれが一番と優劣をつけることができません。どの季節もそれぞれ捨てがたく、折々の季節の中に身を置いていることが何より嬉しいのですから。 ...続きを見る

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2014/04/28 09:21
「心でっかち」な私
 「心でっかち」な私 地震が来ようが、津浪が来ようが春はやってきてサクラが咲き、時の流れは、私たちの心を少しずつほぐしてくれます。これを風化と言えばそうかも知れませんが、時の経過が強烈な痛みや苦しみを忘れさせてくれることも事実です。今年は、「さやの湯処」の「さくらの間」をお借りし、暮れなずむ空を背景にした満開のサクラを心ゆくまで味わいました。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/04/07 08:51
3年目の3.11
 3年目の3.11 この数日で急に春らしくなり、あちこちで春の気配を感じます。写真は「せつぶん草」と言って、この季節に咲く福寿草(キンポウゲ科)の仲間です。早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることから名付けられたようですが、今年は2月の大雪もあって、例年より半月ほど遅くなっていました。上に少し白く見えるのは雪です。1センチほどの可憐な花(といっても花びらでなくガク)が雪の間から顔を覗かせる光景は、正に、春。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/03/19 08:49
アスリートというもの
 アスリートというもの ソチ・オリンピックで日本中がざわついている中、私たちの個性的な仲間・戸坂大輔さんが亡くなりました。入社の時から近いところで仕事をしていたこともあり、今も、戸坂さんの声が聞こえ、目の前に気をつけっ!をした彼が立っている姿を思い浮かべます。人は一人ひとり舞台から消えて行くと言うことは分かっているつもりですが、それにしても早すぎる死でした。ただただご冥福をお祈りします。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/03/03 08:32
ハイレゾを聴く
 ハイレゾを聴く 先週の雪はすごかったですね。7日の夜遅く、家に戻るときの雪の降り方は、とても東京の雪とは思えず、道路が真っ白になって、普段見慣れたまちが全く違って見えました。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/02/13 08:33
ビッグ・マウス
 ビッグ・マウス この数日こそ気温が上がっていますが、この冬は寒さが一段と厳しく感じられます。年齢のせいでしょうか?それとも、今年は本当に寒いのでしょうか? さやの湯処の岩盤浴でだくだくに汗をかきたいと思う毎日です。谷口能人です。 ...続きを見る

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2014/01/27 09:03
永遠の0 (ゼロ)
 永遠の0 (ゼロ) 谷口能人です。明けましておめでとうございます。皆さんはどんなお正月を過ごされましたか? 特金にとっても新しい年度のスタートです。今の状況をやり過ごすのではなく、新しい事業領域を確立することに全力を尽くしましょう。 ...続きを見る

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2014/01/08 08:17
「新しい世間」を創る
 「新しい世間」を創る 2013年最後のブログになりました。谷口能人です。 日本経済新聞11月24日の朝刊「熱風の日本史」では、2004年4月に起きたイラクでの日本人人質事件に関連して、人質やその家族に対して向けられた「世間」からのバッシングを取り上げていました。この事件のあらましはこうです。 ...続きを見る

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2013/12/12 09:27
行列をする
 行列をする すっかり秋です。さやの湯処の中庭のモミジが紅葉して真っ赤になっています。私の大好きな季節ですが、困ったことにまもなく12月。また一年が過ぎようとしています。谷口能人です。 ...続きを見る

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2013/11/25 09:13
空中へ
 空中へ 今年、さやの湯処では、昨年植えたニシキギが真っ赤に色づくはずです。10月はなかなか秋らしくなりませんでした。これでは、日本から四季が失われ、夏と冬の「二季」になってしまいます。今朝は冷えましたね。寒くなるのも....ですが、紅葉の季節の到来が楽しみです。谷口能人です。 ...続きを見る

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2013/11/06 06:24
釈之誠(田中光之さん)
 釈之誠(田中光之さん) 「釈之誠」は10月3日に亡くなられた故田中 光之さんの法名です。シンプルで衒いが無く、いかにも田中さんらしいお名前です。 谷口能人です。 ...続きを見る

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2013/10/17 08:59
キンドル
 キンドル 谷口能人です。朝夕は寒いほどですっかり秋らしくなりました。読書の秋です。我が家は本が溢れています。二人とも本が好きで、特に家内は本中毒です。なにせ一週間に文庫本ばかり30冊近く増えていきます。本を読む→眠くなる→いつの間にか寝ているが、何より幸せとのことです。 ...続きを見る

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2013/09/27 09:26
巻き尺材/特金のこれから
 巻き尺材/特金のこれから 9月に入ってやっと少し涼しくなりましたね。谷口能人です。このシリーズの最終回をお届けします。 ...続きを見る

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2013/09/06 08:50
スタンレー/巻き尺/台湾特金
 スタンレー/巻き尺/台湾特金 連日猛暑でしたが、皆さん、どんな夏休みを過ごされましたか?谷口能人です。今回はシリーズの3回目、台湾特金でスタンレー向け巻き尺材生産が本格化して以降のお話をします。これはそのまま特金の材料興亡史であり、企業戦略の難しさであり、不思議さであり、それに果敢に挑戦してきた人たちのお話です。 ...続きを見る

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2013/08/20 09:05
スタンレー/巻き尺/特金のビジネス
 スタンレー/巻き尺/特金のビジネス 前回に続いて、スタンレー(現スタンレーブラック&デッカー)と私たちの仕事のこれまでについてお話ししようと思います。書いているうちにどんどん長くなってしまいましたが、今回も含め、全3回のシリーズになります。是非おつきあいください。谷口能人です。 ...続きを見る

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2013/07/26 09:03
2013 Executive Suppliers’Conference
 2013 Executive Suppliers’Conference 七夕に梅雨明けですって! 強い日差しと蝉の声が大好きな私ですが、いくら何でも、長くなりそうな今年の夏に少し気が滅入ります。谷口能人です。 6月末、8年ぶりにニューヨークに出張しました。特金としては1967年以来の取引先で、1988年以降台湾特金が製造を担当しているスタンレー(現スタンレーブラックアンドデッカー以下SBD)のサプライヤー会議へ出席するためです。スタンレーが、2010年電動工具のブラック&デッカーを買収し、現在の形になりました。2012年の売上高は1兆円、マキタの4倍の規模を持つ企業... ...続きを見る

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2013/07/08 09:40
高級官僚とツイッター
 高級官僚とツイッター やっと本格的な梅雨らしくなってきました。蒸し暑くて、電車に乗ったとたん眼鏡が曇るような陽気もうっとうしいですが、この時期雨が続いてこそ、夏空と蝉の声が一層すばらしく感じられます。谷口能人です。 ...続きを見る

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2013/06/19 09:40
スカイフォール
 スカイフォール まだ6月にならないというのに、はやくも関東甲信越は梅雨入りしたと気象庁から発表がありました。これからしばらく、私たちの暮らしや文化を特徴付けて来た雨の季節が続きます。谷口能人です。 ...続きを見る

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2013/05/31 11:32
根っこ三題
 根っこ三題 好天に恵まれたゴールデンウイーク、皆さんどんなお休みを過ごされましたか?私は、朝の8時から夕方5時近くまで「さやの湯処」での接客で連休を終えました。開業して8年経って今、入場者数と一日の売り上げで新記録を更新できる幸せは、足裏のタコの痛みを忘れさせてくれます。お客様と、自分の休日を後回しにしてがんばってくれた社員の皆さんに感謝!谷口能人です。 ...続きを見る

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2013/05/14 09:24
ブログを書く
 ブログを書く 初夏の様な陽気が続いたと思ったら一転季節が逆戻りです。それでも、さやの湯処の庭は若いカエデの緑がいっぱいです。TPPへの参加が承認され、日本もいよいよ本格的な競争時代に身をさらすことになりました。私たちが、世界に何を発信できるかが問われます。谷口能人です。 ...続きを見る

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2013/04/22 10:14
借主人的酒
 借主人的酒 今年の桜の開花は昨年より10日ほど早かったのですが、途中で花冷えがあって結構長く楽しむことができました。私は、年々、桜に対する思い入れが強くなってくるように感じます。歳のせいでしょうか?しかし、そんなことには委細かまわず、いよいよ4月、第二四半期の始まりです。谷口能人です。 ...続きを見る

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2013/04/03 09:49
福島第一原子力発電所
 福島第一原子力発電所 つい先日ウグイスの初啼きを聞きました.週明けには辛夷の花が開き、青空を白い鳥が乱舞している様です。「さやの湯処」の中庭では、ダンコウバイや黒文字の枝に若い芽立ちが顔をのぞかせています。 ...続きを見る

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2013/03/14 10:16
NHKドラマ 「メイドインジャパン」
以前のブログ(ATSはNon!ブレーキ・システム)でお話した新設圧延機の稼働式典へ出席するため、三ヶ月ぶりに上海隆興に出張しました。幸い、報道されているようなひどい大気汚染は上海にはなく、機械はすばらしい実力を見せてくれました。谷口能人です。 ...続きを見る

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2013/02/25 09:46
メジロ
新年度も早くも2ヶ月目を迎えています。大きな変化の中で決して容易でない課題をたくさん抱えていますが、特金は間違い無く新しい時代に向かってスピードを加速させながら進んでいます。さやの湯処の1月は、テレビや雑誌での紹介のおかげもあって創業以来の成績になりました。枯山水の庭では、椿の小枝を、カップルなのでしょうメジロが盛んに飛び交っています。今は寒さの真っ盛りですが、春遠からじ! 谷口能人です。 今日のブログでは、メジロに絡んだお話を書いてみようと思います。 ...続きを見る

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2013/02/06 10:06
お金には換えられない領域
ついこないだ新年を迎えたと思ったのに、もう1月も後半にさしかかろうとしています。皆さんはどんな年末年始を過ごされましたか? 私は、例年同様「さやの湯処」で走り回っていました。谷口能人です。 ...続きを見る

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2013/01/18 09:28
スタバ
16日の総選挙、皆さんは投票に行かれましたか?結果はご存じの通り自民党の圧勝です。3年のブランクを経て、この政党は何かを学習したのでしょうか?誰が担当しても容易でない状況ですが、「ゆでガエル」になる訳にはいきません。着実に、しかも勇気をもって日本という単位を、世界に押し出して行かなくてはなりません。谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/12/21 09:24
ATSはNon!ブレーキ・システム
久しぶりの上海は、気温も高く、この季節にしては珍しく優しい小雨でした。このところの日中関係の緊張で、日本からみた中国は「親の敵」(ほとんど死語!)の様に見えますが、虹橋空港でも、ホテルのある松江の繁華街を歩いていても、冷ややかな視線を感じることは全くありません。対立は対立として、時間をかけて問題を解決していくしかありません。谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/12/04 09:58
すっきりさせない選択
谷口能人です。11月になってすっかり秋らしくなりました。第一陣の改装を終えたさやの湯処では、新しい奥座敷の工事がいよいよ終盤です。私は、大工さんの仕事を見ているのが好きで、尺で測った寸法を切り出してノミで更に調整し小型の槌で打ち込んでほぞが決まると、職人さんと一緒にほっと一息ついてしまいます。このすっきり納まる感覚は本当に良いですね。今日は、この頃全然すっきりしていなくて、苛立ち気味の皆さんに向けたお話をしようと思います。 ...続きを見る

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2012/11/14 09:31
世界の端っこでも際立つこと
10月も後半に入って少し秋らしくなりましたね。リンゴがすっかり色づき美味しくなる季節です。谷口能人です。今年もあと2ヶ月、激動という言葉がぴったりの一年が過ぎようとしています。明日は必ず今日よりも良い日という懐かしい時代は、戻ってこないのだと思います。であれば、その中で私たちの仕事の場を、私たちの企業としての存在を、確固としたものにして行くしか生きようはありません。 ...続きを見る

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2012/10/26 09:13
温泉道(おんせんどう)
10月に入りましたが、まだまだ気温が高いですね。台風一過で30度などと言われると、季節感がつかめず困ります。それでも街を歩くとふとキンモクセイの香りが流れてきます。谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/10/09 09:03
You Didn‘t Build That
もう、9月も半ばを過ぎましたが、毎日暑いですね。少しも秋らしくありません。クールビズでネクタイ無しでいられることのありがたさをしみじみ感じています。谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/09/18 10:09
夏の思い出
もうまもなく9月というのに、朝起きると空の青さが濃いですね。鮮やかな日差しと輝く緑と蝉の声がいっぱいの夏が、私はとても好きですが、日が落ちると、私の住んでいる豊島園では、虫の音が日ごと賑やかになってきました。確実に、秋が近づきつつあります。皆さん、この夏休みどんな風に過ごされましたか?谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/08/28 09:34
「ロンドン五輪開会式」を観る
8月に入りました。毎日むちゃくちゃ暑いですね。谷口能人です。 おまけにロンドン五輪の熱戦が始まりました。開会式に先だって始まったサッカー、私はナデシコも男子もしっかりTVで観戦し、特に男子のイタリア戦はテレビの前で叫んでいました。普段「国」単位のものの考え方に反発する私も、こういう時には立派なナショナリストになります。どうしてでしょうね。 ...続きを見る

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2012/08/01 10:48
TED? 知らなかった!
先週、ほぼ半年ぶりに上海に出張しました。一年のうち150日上海にいたこともありましたから、めっきり機会が減りました。久しぶりの上海は梅雨が明け、空港は41度、工場のある松江では39度の夏日です。正にバブルの様相だった上海も、景気の減速は明かで、その一方、何だか落ち着いた雰囲気が感じられました。社内も、やっと腰を落ち着けて仕事に取り組めそうに見えましたが、これは景気のせいではなく、経営陣の努力の成果に違いありません。谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/07/11 09:21
スカイマーク笑顔の値段?
すっかり梅雨らしくなって来ました。蒸し暑い雨の日は辛いですが、植物が十分水を得て成長する季節でもあります。「さやの湯処」の庭が一年でもっとも美しい季節! 谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/06/21 09:56
ナガミヒナゲシ
いよいよ6月に入りました。特金は、今年から1月〜12月が会社の一年になりましたから、いよいよ折り返しの月になりますね。変化が大きな流れとなって、ゆっくり、そして圧倒的な勢いをもって進んでいるのを感じます。谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/06/01 09:32
テルマエ・マエノ
ゴールデンウイーク、皆さんどんな風に過ごされましたか?それにしても、今年の春は天気が荒れます。竜巻なんて外国のものかと思っていました。「さやの湯処」の5月は一年で最もお客さんが多く来られる時期です。私も、開店当初を思い出しながら、フロアを走り回ることになりました。谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/05/14 10:10
「私、社長ではなくなりました」
4月も中旬になって、すっかり春らしくなりました。さやの湯処の庭は、木々の芽吹きが日々鮮やかです。特金では、第二四半期に入り、いよいよ、2012年度も本格的に次の展開を具体化しなくてはなりません。難しい時代、そして、新しいものが生まれてくる予感が一杯の時代です。谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/04/19 09:39
76vs3200
今年の冬は本当に寒かったですね。去年のサクラの開花は3月28日で丁度今頃だったのですが、東日本大震災の後で、サクラどころでなく、また、咲き始めた後は、心が浮き立つと言うより、何だか人の命のはかなさが一層際立ってしまいました。今年は4月10日辺りが見頃と言います。谷口能人です。 今回のブログは、私が、私たちの未来の危うさを改めて考えてしまった話を書きます。 すなわち、76vs3200! ...続きを見る

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2012/03/30 10:09
ボンクラーズ(Bonkras)
今日は3月9日。この週末には東日本大震災が起きて1年、多くの重い課題が私たちを覆っています。最近、福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)が震災直後の対応について詳細な報告を発表しましたが、それを見ると、3千万人の首都圏退避の「最悪のシナリオ」もあり得た中、専門家と官僚の怠慢と政治家の無知と不信が現場の混乱を一層増幅し、対応を後手、後手にしていった事が明らかになって来ました。自然災害の予測の難しさや原子力技術の危うさ以上に、人間の側にも悲劇を大きくした原因があったことを思い知ります。谷口能人です... ...続きを見る

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2012/03/09 09:18
ちはやぶる
先週末、朝起きて外を見るとうっすらと雪化粧していました。それでも昼頃になると日差しには強さが感じられ、春が近づいていることを知ります。「さやの湯処」のBGMではいつの間にかウグイスが鳴き始めていました。谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/02/20 09:29
決断の重さと思考停止
歳のせいかそれとも本当に寒いのか、今年の冬はことさら寒さを感じます。さやの湯処の岩盤で一日暮らしていたい今日この頃です。明日から2月、皆さんいかがお過ごしですか? 谷口能人です。 ...続きを見る

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2012/01/31 09:22
渋谷駅ナカ どん兵衛屋の「どん兵衛」
静かに激変の2012年が始まりました。皆さん、このお正月をどんな風に過ごされましたか?谷口能人です。私は「さやの湯処」に出ていて箱根駅伝を見る事は出来ませんでしたが、東洋大の圧勝でしたね。昨年の21秒差の敗北をこれほどまで大きな成果に転換した事は、見事としか言いようがありません。今年も、私のブログに是非お付き合い下さい。 ...続きを見る

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2012/01/11 09:10
ポジティブ・サイコロジー
師走ももう半ばにさしかかろうとしています。東日本大震災と福島の原発問題が、私たちに重い課題を投げかけ、それでも多くの人が、未来への希望の火をそれぞれの胸に点して、一年を終えようとしています。 谷口能人です。 ...続きを見る

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2011/12/15 09:18
「女子」力
すっかり秋らしくなってきましたね。 「さやの湯処」のカエデや山法師が、見る度に赤みを増しています。今年は、駐車場の桜の紅葉がことのほか見事でした。桜は、春の花ばかりか、秋の紅葉でも私たちを楽しませてくれます。 谷口能人です。 ...続きを見る

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2011/11/28 09:14
アジア基準
11月に入っても気温が高く、なかなか晩秋の風情がありませんが、あと2ヶ月で今年も終わりです。特金では年明け1月から新しい年度、第65期が始まり、「さやの湯処」は開業以来7年目を迎えます。ただでさえ慌ただしい年の暮れが、一層、賑やかになりそうです。 谷口能人です。 ...続きを見る

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2011/11/09 09:19
曼珠沙華 Who ?
10月に入ったのに、時折25度を超える日がありますね。もっと、ぴりっと秋になって欲しいなと思います。谷口能人です。小林Mのブログと重なってしまいましたが、今年は例年より少し遅い9月末、私も、家内と埼玉県日高市の巾着田に曼珠沙華を見に行ってきました。 ハルニレの林の中を埋め尽くす曼珠沙華の赤は圧倒的です。一つ一つを見ても不思議な感覚を呼び起こすこの花は、群生するとまた全く別の趣を持ちます。 ...続きを見る

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2011/10/21 08:58
そばに来るなオーラ
今回の台風はひさし振りに本気の台風でした。丁度帰社時間に重なって、また、帰宅難民化してしまいましたね。谷口能人です。私も傘があっという間にダメになりびしょ濡れになりました。台風は私たちの生活に大きな被害をもたらすのですが、何故か、私は、台風が嫌いになれません。私が生まれ日、東京に大きな台風(キャサリン台風)が来襲し、父が大雨のなか産婆さんを呼びに行ったと母から聞かされていました。台風に縁があるからでしょうか? この台風の被害は死者1,077名、行方不明者853名、負傷者1,547名だったそうです... ...続きを見る

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2011/10/03 09:42
スマイル・カーブ
9月に入って、朝夕はすっかり秋ですね。 まもなく64歳になることにショックを感じている谷口能人です。 ...続きを見る

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2011/09/09 10:07
身を尽くしの お澪さん
長い夏休みが終わったと思ったら、雨と一緒に秋がやってきましたね。皆さんは、どんな夏休みを過ごされましたか?工場でメンテナンスを担当された方、また、かき入れ時で休みどころではなかった「さやの湯処」のスタッフの皆さん、ありがとうございました。私は、一日秩父の山に出かけた他は、さやの湯処と、自宅での読書で夏休みを使い切りました。谷口能人です。 ...続きを見る

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2011/08/23 10:22
私の「ONE PIECE」読み(その2)
先日の女子ワールドカップ・サッカーはしびれましたね。最後のアメリカ戦では、何度も先行されながら追いつき、最後はPKを勝ち取った「なでしこ」達は、飛ばされても叩きつけられても食らいついていく「麦わらの一味」の姿に重なりました。 谷口 能人です。 ...続きを見る

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2011/07/27 09:00
「擦り合わせ」の未来
梅雨の合間の初夏を思わせる日、「さやの湯処」では、早々に取り付けた特製の網戸から、涼しい風が店の中を走り抜けます。本格的な夏の到来を前に、お客様に、どうすれば快適に過ごして頂けるか知恵を絞っています。谷口 能人です。 ...続きを見る

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2011/07/06 09:37
情報公開・風評・パニック
東日本大震災が起きてから、早いもので3ヶ月が過ぎました。その中で災害当時では分からなかったこともいろいろ明らかになってきました。その過程で私が、ずっと考えてきたことは、情報公開、風評それにパニックということです。 谷口 能人です。 ...続きを見る

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2011/06/17 09:28
私の「ONE PIECE」読み (44巻まで)
今年の梅雨入りは早いですね。谷口 能人です。 「さやの湯処」の庭では、例年になく山法師にたくさんの花がつきました。幹にカミキリムシが入って危うかった時期もありましたが、それを乗り越え、純白の苞はまるで小鳥が群れをなして羽を休めているかのようです。 ...続きを見る

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2011/05/31 10:04
歳歳年年花也不同
季節もすっかり春から初夏に向かおうとしています。さやの湯処の新緑は日々深まって、小暗い庭の中で黒々とした幹と新緑のコントラストがひときわ鮮やかです。谷口能人です。 ...続きを見る

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2011/05/12 09:02
津波・原発そして桜
今年も桜が咲きました。どんな悲劇が起こっても季節は巡ってきます。先週の「さやの湯処」は、桜の花びらが降りしきり、庭石や苔の上に吹き寄せられた花びらは、夕暮れの光の中でまるで残雪の様です。私の日常が桜を楽しめる状態であることはありがたいことですが、テレビの画面に映る東関東大震災の被災地の惨状に、未だに現実感が持てません。谷口能人です。 ...続きを見る

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2011/04/18 09:45
行き惑う世界 共振する心
更に想像を絶する事態が起こっているのではと恐る恐るネットに接続し、「さやの湯処」のブログ検索で、水田達巳さんとおっしゃるミュージシャンの、このブログ(3月16日)に出会いました。私は、読んで、ただただ涙がこぼれました。 ...続きを見る

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2011/03/30 11:10
その後の「前十字靱帯」
気温は低いものの、すっかり春めいた日差しになってきましたね。「さやの湯処」の入り口にある梅が咲き始めました。ここは、創業以来なかなか樹木が根付かない場所でした。去年、木の力を根の成長に集中させる為、実を全てとってしまったのが良かったかもしれません。淡いピンク色の、お椀を伏せたような品の良い花が、今、満開です。 新しい命の芽吹きをじっと待っているこの季節が大好きな、谷口能人です。 ...続きを見る

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2011/03/10 09:17
トヨタリコールと電子制御判定
先週は東京でも珍しい春の雪でしたね。夜、車を運転していた時、ヒラヒラと花びらのように雪が舞い落ちてきて、フロントガラスに触れたとおもったらすうっと消えて行くさまに、ついつい見とれてしまいました。危ない、あぶない! 谷口能人です。 ...続きを見る

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2011/02/21 09:03
ぶり街道
寒い日が続きますね、谷口能人です。こんな日は「さやの湯処」の岩盤浴のお客さんになって、これでもか!というほど熱い思いをしてだらだら汗をかくと、コチコチの冷凍食品が電子レンジで解凍されていく様に、体の緊張がほどけて実に心地良いです。 ...続きを見る

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2011/02/01 09:07
愛国消費
皆さんはどんなお正月を過ごされましたか?谷口 能人です。 私の元旦は、「さやの湯処」の源泉を裏の熊野神社さんに奉納して初湯祈願でした。気温マイナス3度、今年も去年を上回る多くのお客さんに満足いただけるよう、神主さんの祝詞に身が引き締まります。 ...続きを見る

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2011/01/13 09:50
ハーバード白熱教室
特金の70周年イヤーもまもなく終わり、新しい年まで一直線です。上海では珍しく本気で雪が降ってきました。皆さんいかがお過ごしですか? 谷口 能人です。 ...続きを見る

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2010/12/16 09:13
「私たち」
「さやの湯処」の庭にある楓が上の方から順番に秋になってきました。埼玉事業所の現場掲示板のグラフは、毎日自分たちで日々の実績が書き込まれます。そこには「70周年おめでとうございます」の文字と計画通りの生産進捗を見ることができます。谷口能人です。 ...続きを見る

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2010/11/29 09:15
COP10を考える
 ロシアの首相が国後島を訪問して自国領であることを声高に主張し、一方尖閣問題では、首脳会談すら中国側から一方的にキャンセルされる事態が生じています。国という単位の持つ意味が、我々日本人にこれほど直接的に突きつけられたのは、本当に久しぶりのことではないでしょうか? 海という天然の防壁に守られてきた日本は、歴史的に国境や隣国との利害をあまり意識せずに来ましたが、これからは、正面からこの問題に向き合わなくはならないと思います。  世界に出ると「国益」という言葉が否応なく、立ちはだかってきます。谷口 ... ...続きを見る

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2010/11/05 09:17
サン・ホセ鉱山落盤事故
今年は上海滞在が70日を超えました。特金の中国事業はまだ多くの課題を抱えていますが、この一年少しずつ未来に向けたカタチが見えてきた手応えを感じます。成都や西安といった内陸で暴徒化した「尖閣」も、「ノーベル平和賞」も、とりあえず、松江(ソンジャン)で仕事をしている限りでは、どこか別の世界のことです。谷口能人です。 ...続きを見る

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2010/10/18 09:04
六本木ヒルズの恐竜たち
9月も後半になって一気に秋らしくなりましたね。 谷口能人です。 今日は、六本木に現れた恐竜たちのお話をしようと思います。 ...続きを見る

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2010/09/28 09:01
秘技!かけはぎ
東京は全く暑い天気が続いています。地球は寒冷期にあると言う説もありますが、こう暑いと説得力がありませんね。谷口能人です。 ところで、皆さんは、「かけはぎ」を御存じですか?「カワハギ」(魚の)ではありませんよ。 ...続きを見る

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2010/09/07 08:59
ウイスキーはお好きでしょ ♪
皆さんは、どんな夏休みを過ごされましたか?  谷口 能人です。 私の夏休みは..「さやの湯処」での仕事が中心です。この酷暑は、温浴事業には少し逆風のように思いますが、それでも連日、多くのお客さんに来店頂きました。感謝、感謝です。 ...続きを見る

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2010/08/19 09:03
What’s 「会長..」?
やっと梅雨が明けましたね。 夏、アブラゼミの鳴く日盛りのシンとした雰囲気が大好きな、谷口 能人です。 6月の株主総会で、1987年以来23年勤めた社長から代表取締役会長になりました。この間、いろいろなことに取り組み、あるものはうまく行き、また、遙かに多くの失敗をしてきました。これについては、少しずつ、皆さんにお話をしていこうと思いますが、今日は「会長」の仕事ついてお話しします。 ...続きを見る

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2010/07/21 08:44
茶甕(狭山茶のこと2)
ワールドカップ、残念でしたね。でも日本サッカーの未来が少し見えた様に思いました。昔、サッカー少年だった谷口能人です。さて、今日は、前回に続き狭山茶のお話をしようと思います。 ...続きを見る

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2010/07/01 08:51
狭山茶のこと
6月も半ばを迎え、いよいよ今週には梅雨入りと言われています。谷口能人です。 この季節私が楽しみにしているのは新茶です。5月の中旬には、必ず日高にある狭山茶の製茶工場を訪ねて一年分の新茶を真空パックにしてもらうのが恒例になりました。 ...続きを見る

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2010/06/14 09:21
埋蔵文化財・フットサル・未来
この季節、風が緑色っていうのは本当ですね。埼玉事業所の近くにある将軍沢や、笛吹峠のあたりは緑が本当にきれいです。須江の集落まで下ると、庭先に咲くマツバギクの艶のある色彩がとても鮮やかだったりします。谷口 能人です。 ...続きを見る

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2010/05/26 12:33
「1Q84」または私の読書
すっかり初夏らしい気候になりましたね。谷口能人です。 皆さんは、この連休をどんな風に過ごされましたか? 私は、例年通り「さやの湯処」に張り付いていました。創業当初と比べると、出番は随分少なくなりましたが、温浴事業にとって、5月の連休はお正月と並んで猫の手も借りたい「お祭り」です。 ...続きを見る

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2010/05/07 09:12
スキーそして前十字靱帯
今年は桜を楽しむ期間が長かったですね。谷口 能人です。 特金の「採活」では、12月に行った第一回の会社説明会に参加して頂いた学生さんの最終面接が始まりました。学生さんの将来と、特金の未来をつくる人選びの、とても重くもあり楽しくもある季節が、4月の下旬まで続きます。 ...続きを見る

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2010/04/14 08:49
お客様は神様です....?
谷口能人です。今日は、私が主催する埼玉事業所のメンバー65人(もっと?)との「ごくろうさん飲み会」です。 この一年、当社の現場では、特金70年の歴史の中でも全くあり得なかった成果がたくさん生まれました。まもなく新しい年度に入りますが、特金のものづくりがこれから更にどう進化していくか、とても楽しみです。 それにしても、驚くべき仲間たちです。 ...続きを見る

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2010/03/26 12:13
上から目線
谷口能人です。 私の家の周りでは、下手くそなウグイスが鳴き始めました。 ほんの少し春です。 冬期オリンピックも終わりましたが、この間、私が息を止めて見守っていたものが二つあります。一つは、女子フィギア・スケートの成り行き、もう一つは米国で行われたトヨタ車のリコールを巡る下院公聴会です。特に、2月25日未明からの豊田章男社長が出席した第二回は、自分が議会に呼び出され喚問されているかのような感覚でテレビに釘付けになりました。 ...続きを見る

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2010/03/08 09:35
就活?いいえ「採活」の話です
谷口能人です。 2月に入り、特金でも、2011年春の新卒を対象とした採用活動が本格化し、昨日は、小雪のちらつく天候にもかかわらず、60名の学生さんに参加をいただいて真剣さと熱気にあふれた会社説明会になりました。2年前、同じ会場で20名にもならなかったことが夢の様です。採用環境は変わります。しかし、我々の採用への取り組みに、もはや変化はありません。 ...続きを見る

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2010/02/17 11:20
骨付きの...
谷 口能人です。 今年は年明け早々から上海に長期で出張し、中旬に数日帰国しましたが、また、上海です。創業13年目を迎えた上海隆興特鋼、3年目の上海希印複合材料、特金の中国ビジネスも今年はいよいよ真価が問われます。日本と海外の事業で、どのように精密金属材料製造の役割を分担し、どんな領域に向かって進むかに特金の未来があると考えています。私が初めて中国を訪ねてから30年。特金がLT貿易の枠組みで中国への輸出を始めてから、50年近くが経とうとしています。 ...続きを見る

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2010/01/28 09:05
ケズリバナ
皆さんお正月をどのように過ごされましたか? 谷口 能人です。 私の暮れから正月は「さやの湯処」で仕事をするのが恒例です。加えて、今年は4日から上海に来ていますので、ほとんどお正月の気分が味わえません。それでも、私は「年が改まる」という言葉がとても好きです。この一年がどんなにつらいものであっても、とりあえずリセットして、次の年には、ワクワクする何かが来ると思えるって素敵じゃないですか!「おめでとうございます」という言葉は、本来、相手の人に言うのではなく、生命ある人間に再生の力を与え、新たな息吹で復... ...続きを見る

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2010/01/08 09:05
伊藤若冲を観る
すっかり秋らしい日が続きます。谷口能人です。 今年は、さやの湯処の紅葉がとても鮮やかです。以前にブログで書いたカエデも(6月1日『ねづくということ』をご覧ください)、大塚さん達のおかげで何とか夏を越え、真っ赤な紅葉とはいきませんでしたが、来年の春が楽しみな状態で冬を迎えることができました。 ...続きを見る

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2009/12/11 09:22
「ぶつかる」
16日から一週間小雪の舞う上海に出張していました。谷口能人です。同じ日、米国のオバマ大統領がAPECの開かれたシンガポールから上海に入り、上海科学技術博物館で開かれた中国人大学生との対話集会に臨みました。冒頭、大統領は、北京語でなく上海語で挨拶をしました。 「ノン ホォー!」(こんにちは皆さん!) 中国は今、世界から最も注目される国です。 ...続きを見る

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2009/11/24 09:25
西口 京セラ元社長とお話しする
急に冷え込んで、すっかり秋らしくなりました。 燗をしたお酒がおいしい季節ですね。 谷口能人です。 先日、ご縁があって、京セラで99年から6年間社長をしておられた現相談役・西口泰夫さんと2時間近くお話をする機会がありました。京セラといえば、今、川脇Mを中心に新規売り込みまっただ中の需要家でもあります。 ...続きを見る

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2009/11/04 09:26
HIV?..HMV?
いいえ、今日お話しするのは「HTV」です。 HIVは、ご存じの通りヒト免疫不全ウイルス俗にいう「エイズウイルス」ですよね。HMVはCD屋さん、HTVは、9月11日に打ち上げられた、国際宇宙ステーション(ISS)へ補給物資を運ぶ日本初の無人宇宙船のことです。谷口 能人です。 ...続きを見る

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2009/10/15 09:28
きょじんたいほうたまごやき
谷口能人です。 9月の中旬になって、埼玉事業所へ行く途中のあぜ道には彼岸花が咲き始め、とてもきれいです。私は、秋が好きです。誕生月だからかも知れません。つい先だって62歳になってしまいました。驚くばかりです。 ...続きを見る

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2009/09/25 09:27
コピーアンドペイスト
谷口能人です。 ...続きを見る

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2009/09/03 09:09
“Abbey Road”
谷口能人です。 皆さんは、今年はどんな夏休みを過ごされましたか? ...続きを見る

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2009/08/17 09:15
「変面」― 不思議の国 中国
谷口能人です。 いよいよ夏らしくなってきましたね。7月中旬の上海は、朝は28度、夕方でも35度で、日射しも完璧に夏でした。帰ってきたら体調を崩し、お酒の顔を見る気にもなりません。そこで、今回は紅茶と夏らしいゼリーです。 いかがですか? ...続きを見る

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2009/07/27 09:28
第三世代プリウス
谷口能人です。 6月上海出張時無錫のお客さんを訪問しました。松江の当社現地企業から無錫まで、高速道路を乗り継いで1時間40分。1994年工業用地を探していた時の移動の大変さを考えると夢のようです。次々と建設される大規模なインターチェンジ、大渋滞、高速での車の流れからも中国が自動車大国になったことを実感します。 ...続きを見る

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2009/07/07 09:04
ターミネーター「4」
谷口能人です。 ...続きを見る

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2009/06/18 09:10
根づくということ
谷口 能人です。   当社の運営する「さやの湯処」がオープンしてもう3年半が経とうとしています。 機械で切り取ったのではないでこぼこな踏み石、妙に懐かしいうるうるガラス、疵や染みもあるけれど時の流れを刻んだ柱、今では作る人もめっきり減った建具、しっかり根づいた木々が織りなす緑の影の濃さ。そんなもの達が作り出す空間をビジネスにする可能性を、15年間、私たちはずっと考えてきました。古家再生を軸にした「さやの湯処」が多くの方々の支持を頂いているのは本当に嬉しいかぎりですが、今日は、この庭を構成する木々... ...続きを見る

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2009/06/01 09:44
上野の森に阿修羅を訪ねる
谷口 能人です。   私は、自己紹介をするときに、スキー、下手なゴルフや読書と並んで博物館・美術館歩きが趣味ですとお話しています。先日、会社を終えてから上野国立博物館で開催中の「阿修羅展」を訪ねました。今回はそのお話をします。 ...続きを見る

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2009/05/13 09:22
バイオリン演奏会
谷口能人です。二まわり目の私の順番になりました。 ...続きを見る

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2009/04/20 09:19
私がトップ・バッターです。 by 谷口能人
4月から特金の経営陣がブログに登場することになりました。私がトップ・バッターです。ブログでは、仕事とは少し違った角度から、私の関心をお話しして行こうと思います。 ...続きを見る

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2009/04/01 11:17

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